メガデスの初期にドラマーを務めたリー・ラウチが亡くなった。享年58歳だった。
1984年のメガデスのデモ・テープに参加していたリー・ラウチの訃報は兄弟のクリス・ラウチによって発表されている。
「今日はすごく悲しい日です。兄弟のウィリアム・リー・ラウチが亡くなりました」とクリス・ラウチは述べている。「リーは非常に信念の強い人で、今は神と一緒にいるのでしょう。彼は素晴らしいドラマーでした。デイヴ・ムステイン、ケリー・キング、デイヴィッド・エレフソンと共にメガデスの初代ドラマーとして、史上最大のメタル・バンドの一つとして歴史に名を刻む手助けをしました。彼の心は大成することへと向けられ、何度もあと一歩のところまで行きました。リーは素敵な人物で、懸命に努力をして人に与える人でした。彼は人生において教会でその後もドラムを続け、そのことが彼にとっては幸せでした。彼は愛すべき息子で、非常に立派な人物でした」
「そして、何より彼は私の兄弟で、常に連絡を取り合っていたわけじゃないですが、彼のことが大好きでした。彼は大いに惜しまれることになるでしょう。兄弟、大好きでした。いい旅を」
https://www.facebook.com/chris.rauch.391/posts/1732959660475957
リー・ラウチが参加した1984年のデモ・テープは『ラスト・ライツ』というタイトルで、“Last Rites/Loved to Deth”、“The Skull Beneath the Skin”、“Mechanix”という3曲が収録されている。
リー・ラウチは1984年の年末にメガデスを脱退しており、後任は1987年まで在籍することになったガル・サミュエルソンが務めている。
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