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ヴァンパイア・ウィークエンドはアナログ盤限定で一連のライヴ・アルバムをリリースしていくことを発表し、第1弾の2500枚は既に完売している。

第1弾の『フロッグ・オン・ザ・ベース・ドラム vol.01 ライヴ・イン・インディアナポリス』は2019年6月に行われたミネソタ州インディアナポリス公演を収録したもので、2500枚限定で発売されている。本作にはボブ・ディランの“Jokerman”の10分に及ぶカヴァーも収録され、ジャック・ホワイトのデトロイトであるサード・マン・プレッシングで製造されている。

ヴァンパイア・ウィークエンドはこれまでの4枚のアルバムからの楽曲を披露しているほか、ドラマーのクリス・トムソンが大学時代に組んでいたラップ・グループ、ホーム・ランの“Pizza Party”も演奏している。

8曲が収録されたライヴ・アルバムのほか、季刊誌、限定Tシャツも販売されている。

第1弾のトラックリストは以下の通り。

1. Sunflower
2. Unbelievers
3. Run
4. Ladies of Cambridge
5. This Life
6. Request Zone + Pizza Party
7. M79
8. Jokerman

第1弾のアナログ盤が完売したことを受けて、『フロッグ・オン・ザ・ベース・ドラム vol.02』がリリースされることも発表されている。ファンメールアドレスを登録することで発売に関する情報をいち早く入手することができる。

先日、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグはリリースから10年を迎えた『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』を振り返っている。

「『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』が10歳になった。すごいね。ダンキン・ドーナッツのアイス・コーヒーでも飲みながら振り返るにはいい機会だ」とエズラ・クーニグは述べている。「ロスタムと僕は曲を書いてレコーディングするのに1年くらい費やしていて、そこから最後の段階に入っていった」

「僕らの大半のアルバムとはまったく違っていた。『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』には“A-Punk”や“Cousins”のようにリフから始まって、練習スタジオで形になった曲がなかった。あのアルバムは熟慮の上で作曲し、我慢強く細部にこだわったレコーディングで作られていった」

エズラ・クーニグは初めて“Don’t Lie”と“Diane Young”のインストゥルメンタル・バージョンを聴いた時のことを振り返っている。「ロスタムが初めて“Don’t Lie”のビートを聴かせてくれた時のことを覚えている。ドラム・パターンとオルガンの下がっていくコード進行に深く心を動かされた。すぐに僕はヴォーカルのメロディーを歌い始めたんだ」

「同じように“Diane Young”になる曲の最初のインストゥルメンタルを聴いた時のことも覚えている。その音源に興奮したし、ふさわしい歌詞を書こうと長い時間をかけることになった」

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