マドンナは今年10月にニューヨークで写真集『セックス』の40点を超える写真がオークションにかけられることが明らかになっている。
マドンナと写真家のスティーヴン・マイゼルによる「ザ・セックス・フォトグラフス」と題されたオークションでは1992年に刊行された写真集の写真がオークションにかけられることになる。
オークションに先立ってキュレーションによって選ばれた写真が5月23日から6月2日までロンドンのクリスティーズで、6月27日から7月6日までパリのクリスティーズで、9月30日から10月6日までニューヨークのクリスティーズで展示される。
写真集から40点を超える写真がオークションにかけられ、収益の一部は飢餓の問題に取り組む「レイジング・マラウイ」に寄付される。
「スティーヴン・マイゼルとの独占コラボレーションによる悪名高い『セックス』が発売されてから30年を経て、これらの写真がどれだけアイコニックなものであるかが明らかになりました」とクリスティーズの副会長にして写真部門国際責任者であるダリウス・ヒメスは述べている。「20世紀末の美術史において、あの写真はその瞬間を捉え、遊び心と予見に満ちた時間を要約し、自らのイメージに意識的な人物によってスターダムが牽引されていく未来を示唆していました」
発売時、『セックス』は最も初週で売れた写真集となり、2022年にはイヴ・サン・ローランと出版社のキャラウェイとのコラボレーションによって再発されている。
2022年、マドンナはインスタグラムで『セックス』について次のように述べていた。「性的なファンタジーを書いて、アイロニーのある形でセクシャリティに対する自分の視点を明らかにしてみた。それからの数年間、女性として自分自身を励まそうとする私を辱めようとする心の狭い人たちからインタヴューを受けることになった。私は娼婦、魔女、異端者、悪魔と言われることになった」
「今はカーディ・Bが“WAP”を歌うことができる。キム・カーダシアンがお尻を出してどんな雑誌の表紙も飾ることができる。マイリー・サイラスがレッキング・ボールに乗って出てくることもできる。みんな、ビッチを受け入れたのよ」
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