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メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは長くバンドとしての活動を続けるために節制していることについて語っている。

メタリカは4月14日に2016年の『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』以来6年4ヶ月振りとなる通算11作目の最新作『72シーズンズ』をリリースしている。

ラーズ・ウルリッヒはコメディアンのコナン・オブライエンのポッドキャストに出演して、59歳を迎えた現在は2年に及ぶツアーの準備も一筋縄にはいかないと語っている。「まったくもって楽にはならないよね。同じレベル、同じ状態に達するには2倍の努力が必要なんだ。1時間、フィットネス器具に乗ればいいってことじゃない。よりよくなるために半日運動をして、食べるものにも気を遣って、それでこの年齢でも同じ状態でいられる。でも、真剣に受け止めているんだ。メンバーは全員それぞれ自分なりに真剣に受け止めていると思う。ルーティンやアプローチは違うけどね。大事なことはステージに立つにあたって、観客のためにも他のメンバーのためにも、そこにいられたらと思うし、最高の自分でありたいんだ」

「よく自分は岐路に立っていることに気づくんだ。毎日同じ朝食を食べ、毎日同じ昼食を食べ、毎日同じ夕食を食べている。すごくルーティン寄りの人間で、ルーティンがあるのが好きなんだよね。でも、ルーティンがなくなると『夕食は豆腐とプロテインで、あれとこれが必要だ』ということになる。ふと考えるよ。『本気か? 友人とレストランに行って、メニューにあるものを食べられないのか。そんなに厳格なものなのか』ってね。22歳の自分だったら『マジかよ? そんな風になったのか?』って思うだろうけど、そういう2つのアプローチの間で常に闘いがあるんだ」

「たまに飲むこともあるけど、1ヶ月に1回くらいだね。それで、プロテインとヨーグルトと卵の白身と豆腐を食べている。やり続けようと思うと、こういうことになるんだよ」

ラーズ・ウルリッヒは次のように続けている。「ポール・マッカートニーは80歳を迎えたけど、まだやっているだろ。ミック・ジャガーはこれまで以上にセクシーに腰を振って、人々を惹きつけている。それに影響を受けるんだ。肩と首と膝と背中が大丈夫で、メタリカの4人としてやっていられるなら、卵の白身と豆腐も含めて、あと20年は続けられたらと思うね」

メタリカは4月27日のアムステルダム公演からM72ワールド・ツアーをスタートさせることが決定している。

ツアーでは同都市で2公演が行われる場合には一切同じ曲を演奏することなく、サポート・アクトも違ったアーティストが出演するという。サポート・アクトとしてアーキテクツ、マンモスWVH、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ、アイス・ナイン・キルズ、パンテラ、ヴォルビート、グレタ・ヴァン・フリートが出演する。

アルバムのストリーミングはこちらから。

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