テイラー・スウィフトは2曲の楽曲が元々はザ・ナショナルでリリースしようとしていた楽曲だったことが明らかになっている。
これはアーロン・デスナーとマット・バーニンガーが受けたインタヴューで明らかにされたもので、“Willow”と“Cardigan”はザ・ナショナルで形にしようと取り組んでいたが、テイラー・スウィフトに譲る形となったと語っている。
“Willow”は通算9作目となるアルバム『エヴァーモア』から最初に公開された楽曲で、“Cardigan”は2020年にリリースされた『フォークロア』に収録されている。
「“Willow”も“Cardigan”も、他の曲と一緒に僕が取り組んでいたんだけど、あまり運がなかったのか、アーロンがテイラー・スウィフトに送ることになったんだ」とマット・バーニンガーは語っている。
マット・バーニンガーは元々はテイラー・スウィフトのために作った曲をザ・ナショナルでリリースするという逆のこともあったと説明している。「常にたくさんの曲に取り組んでいて、感情的に繋がれるものを探している感じなんだ。だから、逆のこともあった。アーロンがテイラーのために書いたのに、僕が飛びついたというね。両方の形があるんだ」
ザ・ナショナルは4月28日にリリースされる『ファースト・トゥー・ページ・オブ・フランケンシュタイン』でもテイラー・スウィフトと共作を行っている。
テイラー・スウィフトは収録曲の“The Alcott”に参加していることが明らかになっている。両者によるコラボレーションは初めてではなく、『エヴァーモア』に収録の“Coney Island”ではバンド名義でザ・ナショナルが参加している。
「僕らはテイラー・スウィフトの大ファンなんだ。彼女は僕らに寛大で、“Coney Island”に参加するように声をかけてくれたんだ」とブライス・デスナーは語っている。「“The Alcott”はマット・バーニンガーとテイラー・スウィフトが共作した曲で、歌詞を共作しているんだ。彼女がマットがやったことを取り入れて、曲を作り直すことができたのは、本当にすごいことだし、本当に特別な曲だよ」
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