ハッピー・マンデーズのフロントマンであるショーン・ライダーが、「ギヴ・ア・シフト」というキャンペーンの一環として、マンチェスターのチョールトンにあるオックスファムのマンチェスター支店でヴォランティア活動を行ったという。
オックスファムが推進する「ギヴ・ア・シフト」キャンペーンは、貧困や不平等、その他の苦難撲滅を目的として、人々に自分の時間を使ってヴォランティアに参加するように促すものとなっている。その活動はフェスティバルでのヴォランティア活動にも及び、参加者に週に4時間以上を使って店舗の仕事や他のチャリティ活動を手助けすることを呼び掛けている。
ショーン・ライダーは、マンチェスター支店を訪れた理由を次のように説明している。「今の時代に、ただ貧しいというだけで、何百万という人々がお腹を空かせ、怯えながら眠りにつかなければならないなんてひどいことだ。とても不公平だろ。もっと多くの人がオックスファムのお店でヴォランティアをすれば、つらい状況にある人々をより多く助けることができるし、もっと良い明日を過ごすために必要なものをあげることができる。俺はそのために、自分の自由な時間をいくらか捧げることに価値があると思うし、他の人にも同じようにして欲しいと思うよ」
オックスファムは、イギリス全土に650以上の店舗を有し、現在23,000人以上のヴォランティアがこの活動に参加している。オックスファムでは2001年以降、チャリティにより音楽の専門店を運営し、年間600万ポンド(約10億円)以上に相当する売上を上げている。
ショーン・ライダーは昨年の夏に、『NME』のインタヴューに応じ、ハッピー・マンデーズに関する活動予定と、自身のソロ・アルバムの計画を明かしている。
バンドのアルバムは、ジャングルで行ったテレビ番組の収録に関連しているといい、ソロ・アルバムについては、次のように語っている。
「『アンクル・ディスファンクショナル』(ハッピー・マンデーズの2007年発売のアルバム)でも共作した、サニー・レヴァインとレコーディングをしたところなんだ。このレコーディング中、俺は完全にドラッグから抜けていて、その状態で作った初めてのアルバムなんだよ。半分をロサンゼルスで録って、残り半分をマンチェスターでやったんだ。すごく楽しかったよ。何年も前、俺がドラッグにはまってた頃は、(ドラッグは)自分のためになっているし、物事をうまく進められるように思ってたんだ。でも、頭がはっきりした今、これより良い状態なんてないと思ってる。20年前に気付いていれば、時間をだいぶ節約できたのにな!」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.