ノエル・ギャラガーは多くのファンを疎外することになった前作の実験的なサウンドから離れることが「いい考え」だと思ったと語っている。
ノエル・ギャラガーは2017年発表の『フー・ビルト・ザ・ムーン?』に続くソロとしての通算4作目のアルバム『カウンシル・スカイズ』が6月2日にリリースされることが決定している。
今回、ノエル・ギャラガーは『デイリー・メール』紙のインタヴューで前作から音楽性を変えた理由について語っている。「前回作ったアルバム、正式な前作はすごくエレクトロニックで、サイケデリックな作品になっていて、ちょっと斬新すぎたと思うんだ」
「それが自分のファンベースを分断することになってしまったと思う。気に入ってくれる人も多かったけど、気に入ってくれない人も多かった」
「しばらくはああいうアルバムを作らないほうがいい考えかもしれないと思ったんだ」
ノエル・ギャラガーは新作が新型コロナウイルスのパンデミックの時期に書かれたために「極めて内省的」な作品になったとも語っている。
「背景にマンチェスターで育ったことがあるんだ。灰色で、工場ばかりで、空が青い時の空が唯一の色だった」
「よく白昼夢を見ていた。“Council Skies”はそのことについての曲なんだ。この曲を書いた時にアルバムの多くの曲が内省的であることに気づき始めたんだ」
「2020年のロックダウンにどの曲も書いたから、ある種内省的なストーリーになったんだよね。誰しもが内省的な時期だったじゃないかな。世界で一体何が起きているのかと思いながら、家にいなきゃならなかったんだからね」
先日、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは2023年に行うUKアリーナ・ツアーの日程を発表している。
ツアーは8月30日にハルのボーナス・アリーナで行われる公演から始まり、ロンドン、バーミンガム、カーディフ、リーズ、グラスゴーを回って、12月21日に行われるリヴァプールのM&Sバンク・アリーナで行われる公演で締めくくられる。
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