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アリアナ・グランデは自身の身体についてファンから寄せられる「懸念」に言及して、他の人にあたたかい心で接することを求めている。

アリアナ・グランデは4月11日にTikTokに投稿された動画で、長年にわたって自身の容姿に寄せられてきた議論について言及している。「私の身体に寄せられる懸念について言及したいと思っていましたし、身体を伴った人間であること、そこに強い関心が注がれることについて話したいと思っていました」とアリアナ・グランデは語っている。「10年以上にわたってこのことが議論されてきましたが、今回は議論に加わりたいと思います」

「何にせよ、人の身体についてコメントすることについては決まりの悪さを感じるべきだし、もっと優しくなるべきだと思いますし、そうなれると思います。健康/不健康、大きい/小さい、セクシーだとか、そんなことを善意からいいことだと思って言っているのだとしたら、ナンセンスです。単にそういうことはあまりしないようにすべきなのです」

「賛辞を寄せたり、気に入らないものは無視するという方法もあると思います。お互いに助け合うほうへと向かうべきだと思います」と彼女は続けている。「より安全な、お互いがより安全となるほうを目指していくべきです」

アリアナ・グランデはファンが引き合いに出す「最も不健康だった頃」についても言及している。「自分だと分かるのですが、現在の私の身体と較べるために引き合いに出す頃の写真は最も不健康だった頃のものです。抗うつ剤をたくさん飲みながら、アルコールも飲み、あまり食べませんでした。人生でも最低の頃だったと考えているものを、みなさんは私の健康な状態だと考えています。実際のところ、あれは健康な状態ではありませんでした」

「説明すべきことでもないのは分かっていました。でも、オープンになって、弱さをさらけ出すことで、そこからいいことが起きるかもしれないと思ったのです。健康にはいろんな見方があるのです」

「他の人が経験していることというのは分からないものです」とアリアナ・グランデは続けている。「なので、愛や思いやりからやっていることであっても、その人自身はそのことに取り組んでいるでしょうし、援助の体制もあったりもします。真相はわからないものです。お互いにとっても、自分自身にもやさしくしてあげてください」

アリアナ・グランデはそれぞれの人がそれぞれに美しいと言って動画を締めくくっている。「みなさんのことを美しいと思っています。何があったとしても、体重がどれだけだろうと、最近のお気に入りのメイクがどれだろうと、美容整形をしていようがなかろうが、関係ありません」

@arianagrande

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2018年、アリアナ・グランデはメンタルヘルスの問題に言及しており、不安を抱えていると「後ろめたさ」を感じることがあると明かしている。「(不安を)抱えていると、後ろめたさに近いものを感じてしまうことがあるの。自分の頭の中にしかないものだし、信じられないくらい力を持っているものだから。「(不安を)抱えていると、後ろめたさに近いものを感じてしまうことがあるの。自分の頭の中にしかないものだし、信じられないくらい力を持っているものだから」

2021年、アリアナ・グランデはメンタル・ヘルス啓発月間に際して助けを求めることへの「烙印を終わらせなければならない」と述べている。「癒やしは一足飛びで楽しく、早く、楽なものではありません。でも、私たちはここに存在している限り、今を健全で穏やかで美しいものにしていかなければなりません。その試みは大変ですが、私たちには可能ですし、その価値があります。愛と強さを送ります」

アリアナ・グランデは大きな成功を収めたブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』のユニバーサル・ピクチャーズによる映画化でグリンダを演じることが決定している。『ウィキッド』の映画版は全2編が製作されることが決定しており、前編は2024年のクリスマス・シーズンに公開される予定となっている。

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