ザ・ビートルズは1969年1月に行われた「ゲット・バック・セッション」で使用されたマイクがオークションに出品されている。
出品されたのはAKG D25のマイクで、最終的にアルバム『レット・イット・ビー』になるセッションが行われたトゥイッケナム映画撮影所とアップル本社で使用されている。2021年11月から配信されたドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』ではいくつもの場面でその存在を確認することができる。
ゲット・バック・セッションについてはバンドとしてのザ・ビートルズを取り戻すために行われたが、個人的な確執やバンド内の関係によってジョージ・ハリスンが離脱することになり、レコーディングはトゥイッケナム映画撮影所からアップル本社へと移されることになっている。AKG D25のマイクはどちらのセッションでも使用されている。
マイクは今回「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」が行うオークションに出品されており、落札額は75000ドルになるのではないかと試算されている。
https://gottahaverockandroll.com/The_Beatles__Get_Back__Sessions_Studio_Used_Microp-LOT47953.aspx
ザ・ビートルズはほぼ60年前に録音された最初期のUKでのライヴ音源が発見されている。
BBCニュースによれば、1時間に及ぶ4分の1インチのテープは1963年4月4日にバッキンガムシャーのストウ寄宿学校でザ・ビートルズが行ったライヴをジョン・ブルームフィールドが録音したものとなっている。
現在75歳のジョン・ブルームフィールドは当時15歳で、BBCラジオ4の番組『フロント・ロウ』の60周年を記念した特別番組を制作するためにジャーナリストのサミラ・アーメッドがストウを訪れたことでテープの存在は発覚している。
「珍しいザ・ビートルズのライヴです。ほぼ男性だけの観客を前に行われたものとなっています」とサミラ・アーメッドは述べている。「そして決定的なのは大きな歓声や叫び声にもかかわらず、テープは観客の反応に掻き消されていないことです」
ポール・マッカートニーはビートルマニアの盛り上がりの絶頂の中で撮影されたザ・ビートルズの写真が写真集として刊行され、ナショナル・ポートレート・ギャラリーで展示されることが決定している。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.