ザ・ジャパニーズ・ハウスはニュー・シングル“Boyhood”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
本名をアンバー・ベインというザ・ジャパニーズ・ハウスは先月の時点でインスタグラムにおいて「ニュースをもうすぐ発表」という言葉と共に自身の写真を投稿して、メーリング・リストへの登録を促し、新曲の到着を予告していた。
ザ・ジャパニーズ・ハウスの新曲は2020年に発表されたEP『チューイング・コットン・ウール』以来となっている。これまでにリリースされた彼女のアルバムは2019年発表の『グッド・アット・フォーリング』のみとなる。
ニュー・シングル“Boyhood”はジェンダーとセクシュアリティの複雑さへの賛歌で、穏やかなエレクトロニック・ビートと爪弾かれるギターをバックにアンバー・ベインのソフトでハーモニーのあるヴォーカルが浮遊するものとなっている。
“Boyhood”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Boyhood”についてアンバー・ベインは次のように語っている。「親友のケイティと私がまだ若くて恋をしていた頃、彼女が飼っていた馬のバン・バンに乗って、ゲイであることや恋をしていることから生じるすべての問題から逃れ、遠くへ旅立つことを夢見ていました」
「この曲は、どんなに頑張っても、人生の初期に自分に起こったことや足かせになったことの産物であることを避けられないことがあるということを歌っています。でも、それだけではなく、もっと重要なのは、そうしたことを克服するための希望についても歌っています。そして、今の私たちを見てみてください。逃避するのではなく、何かに立ち向かっているんです」
アンバー・ベインはミュージック・ビデオについて次のように続けている。「この馬は私たちにすごくなついてくれたけど、心の奥底では私たちがずっと乗っていたのはバン・バンだとも考えていました。人生において私がどこへ走り去ろうとも、ケイティは狂人のような私の後ろに乗って、腕を回してくれていました。まるで、そうしようと考えていたように。安らかに、バン・バン」
ザ・ジャパニーズ・ハウスはザ・1975が7月2日に開催する4万人以上が集まるフィンズベリー・パーク公演に出演することが決定している。
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