ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードはオジー・オズボーンがツアーから引退することについて自身の見解を語っている。
『メタル・ハマー』誌のインタヴューでロブ・ハルフォードはオジー・オズボーンが2月にツアーから引退すると発表して以降、対面では会っていないと語っている。しかし、ロブ・ハルフォードはグラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞と最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞したことについてお祝いのメールをしたという。
引退表明についてロブ・ハルフォードは次のように語っている。「ジューダス・プリーストの僕らを含めオジーのファンが言ってきたこと、つまり彼がロックやメタルに多くのことを成し遂げてくれたということを改めて言うことしかできないけどさ。彼はファンのために多くのことをやってきたし、彼がキャンセルしなければならなくなって、どれだけ嫌な思いかも分かる。彼はそうしたファンのためにやってきたわけだから。彼はステージに出ていくと、いつも笑顔を見せて、誰しもと繋がってみせるんだ」
ロブ・ハルフォードは次のように続けている。「重要で、正直正しいと思う決断を下さなければならなかったのは酷だったと思う。彼は正しい判断をしたよ。『よし、やろう』と思っていたのに少しライヴをやってキャンセルするなんてことはしたくなかったと思う。彼に対して多くの愛、気遣い、理解があるんだろうけど、ブリティッシュ・メタル信者が言っているのを見て、自分もまさにそう思ったんだ。『休んでくれ。もう十分だから』ってね」
オジー・オズボーンは2月1日にツアーから引退することを発表しており、「忠実なファンに伝えなければならない最もつらいことの一つだ。知っているかもしれないが、4年前の2月、背骨を損傷する大きな怪我を負ったんだ」と述べている。これに伴ってオジー・オズボーンはヨーロッパ&UK・ツアーの日程をキャンセルしている。
オジー・オズボーンはインタヴューで引退を巡る自身の発言の真意について語っている。「もしも今日、医者に『ツアーしていいよ』と言われても、まとめるには6ヶ月かかるんだ。だから、唯一続けられるのはレコードを作ることなんだ。でも、それも永遠にはできない。外に出ていかないとね」
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