アデルが、忙しくてもお洒落をしたい母親向けに自らの洋服ブランドを今年中に立ち上げようとしていると報じられている。
雑誌『ナウ』では、「まだ初期の段階だが、彼女は数人のデザイナーからインプットを受けて、スケッチに取り組んでいる」と関係者が明かしている。
報道によると、大きめサイズの洋服の専門店であるエヴァンスが彼女のブランドを取り扱う店舗として候補に挙がっているという。
エヴァンスの広報担当であるトム・ドラン氏は、同誌の取材に対して「クレメンツ・リベイロのデザイナーたちと一緒に仕事をした際、彼らはアデルと試したデザイナーを使っていたんだ。エヴァンスにおける彼らのハイ・ストリート・コレクションにはアデルのドレスも含まれていたんだよ。(2012年のグラミー賞で)彼女が着ていたドレスにインスパイアされたものなんだけどね」
アデルは、ニュー・アルバム『25』を昨年リリースして3年間の活動休止から復帰している。アルバム収録曲からの初シングルとなる“Hello”のミュージック・ビデオでは、彼女は映画『胸騒ぎの恋人』のグザヴィエ・ドラン監督が選んだ生地で仕立てた特注のコートを羽織っている。
“Someone Like You”などで知られるアデルは、『25』ではなく、元々は「母親になること」をテーマにしたアルバムを構想していたが、「とっても退屈」だと感じたためそれをお蔵入りにしたと伝えられている。
彼女は2012年10月に長男のアンジェロを出産している。
アデルのサード・アルバム『25』はUKチャートで23週連続1位に輝き、2015年に250万枚を売り上げている。
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