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ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーとヤングブラッドはここのところ応酬を繰り広げており、マット・ヒーリーはヤングブラッドを真似する動画を公開している。

先週、マット・ヒーリーはポッドキャスト『アダム・フリーランド・ショウ』に出演したことで、オンラインでは批判が寄せられている。

ポッドキャストでマット・ヒーリーはハリー・スタイルズが「クィア・ベイティング」の批判から「免れている」としているほか、ニューヨーク出身のラッパーであるアイス・スパイスの血筋について語り、ハワイ、イヌイット、中国の血筋があるかどうかについて語り、これらの地域のアクセントを真似ている。

ヤングブラッドはこのポッドキャストに言及したツイートで次のように述べている。「特権的な地位にある3人の白人の奴が集まって、躍進する若い黒人女性アーティストをネタにするのを聞くのはたまらないね。30代へようこそってことかな」

1週間、このツイートに言及することはなかったが、マット・ヒーリーは2月19日にインスタグラムのストーリーでヤングブラッドがステージ上で煙草を吸って、本を読む動画を投稿して「ちょっと責任を感じているよ。申し訳ないね」と述べている。

別の動画でマット・ヒーリーはヤングブラッドの北部のアクセントを真似て、次のように語っている。「みんな、俺は怒っているんだ」

「ウクライナで自爆している奴がいるけど、我慢できないね。だって、俺たちは過小評価されている若い世代で、それが自分たちの拠って立つことなんだ」とマット・ヒーリーは2019年発表のEP『ジ・アンダーレイテッド・ユース』を参照しながら語り、動画にはフィルターがかけられていて、頬には「EMO」の文字が書かれている。

誇張した口調でマット・ヒーリーは次のように続けている。「賛成できないね。反対だよ。反対だし、モラルとしても明らかなことのような気がするね。家父長制なんてクソくらえだ」

ヤングブラッドは現時点で動画に反応を示していない。『NME』ではザ・1975とヤングブラッドの担当者にコメントを求めている。

ヤングブラッドは英『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでザ・1975やアークティック・モンキーズの世代との違いについて語っている。

「自分とは違う世代なんだ」とヤングブラッドは語っている。「彼らは話をしても深みがあるだろ。自分はまだ深みはいらない。現場にいたいんだ。マット・ヒーリーのことも大好きだし、アレックス・ターナーのことも大好きだけど、昔ほど共感はしない。歳を取って、すごくシリアスだからね」

来月、ザ・1975はドラマ『ウェンズデー』に出演するジェナ・オルテガが司会を務める『サタデー・ナイト・ライヴ』に音楽ゲストとして出演することが決定している。

ザ・1975が『サタデー・ナイト・ライヴ』に出演するのは2度目で、2016年の前回はアルバム『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』より“The Sound”と“Love Me”を披露している。

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