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アークティック・モンキーズのドラマーであるマット・ヘルダースは地元シェフィールドで人気のパブを引き継ぐことが明らかになっている。

シェフィールドの中心部にあるフェイガンズは地主で店主のトム・ボールディングとバーバラ・ボールディングの夫妻から9人組に引き継がれることになる。夫妻は37年営業した後に先月引退していた。

引退したためにパブの今後については宙に浮いている状態になっていたが、今回9人組が買収したことでパブの営業は続けられることになる。

購入した9人組はマット・ヘルダースのほか、ロッキンガム・グループのジェイムス・オハラとジェイムス・ヒル、マーク・ハーバート、ワープ・フィルムスのナイル・シャマー、カン・スタジオのイアン・ステンヤー、建具屋のベン・ピックアップ、塗装業のデヴィッド・ハウス、財務分析家のトム・オハラという面々となっている。

マット・ヘルダースは『エクスポーズド』誌に次のように冗談を飛ばしている。「スリの一つや二つをやらないとな」

デヴィッド・ハウスは次のように続けている。「あの場所にあった思いやりを変えたいとは思っていません。なので、同じに見えるようにするつもりです」

「少し変更も加えますが、ちゃんとギネスを引き続き飲めます。ミュージシャンたちもみんなここに残りたいと言っているので、週に5日は音楽が演奏され、1日はクイズ大会も行われます。引き続きロビー・ウィリアムスは出入り禁止です。最大の変化はクレジットカードが使えるようになります」

ロッキンガム・グループのジェイムス・ヒルは次のように語っている。「従来の慣習を引き継いで、これまでのことが引き続き行われるようにしたいと思っていますが、フェイガンズにとって次の37年に向けて進んでいきたいと思います」

ワープ・フィルムスのナイル・シャマーは次のように語っている。「トムは37年前にフェイガンにやってきて、自分自身の物語を生み出さなければなりませんでした。トムがやったことを繰り返すことはできません。新しい物語を始めなければなりません。トムとバーバラには大変な恩義がありますが、この場所をホームとする新しい世代も見つけなければなりません」

パブは1ヶ月以内で営業が再開される見込みとなっている。

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