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ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはオアシスの再結成を巡る議論に加わって、ギャラガー兄弟には「成長して」再結成してほしいと語っている。

マット・ヒーリーはカナダ放送協会によるラジオ番組『Q・ウィズ・トム・パワー』のインタヴューを受けて、最後の質問で20年のキャリアで最も誇りに思う達成といったら何になるかと尋ねられている。

マット・ヒーリーは「スキンシップを取ったり、オープンになったり、バカげたことをしたり、人間関係をとりなしてきた」部分を「男性として」誇りに思うと答えている。ここからマット・ヒーリーは自分の見解では「大して複雑ではない」ことで「深刻になってしまう」バンドに矛先を向けている。

「オアシスは何をやっているんだよ?」とマット・ヒーリーは続けている。「今現在においても世界で最もクールかもしれないバンドにいられるというのに、兄弟と揉めているからやらないなんて想像できるかい?」

マット・ヒーリーは「50代で20代のような格好をしている」ことは容認できても「20代のように振る舞う」ことは容認できないと語っている。「成長してもらいたいよね」

「国民にも人気で、リトル・ヴェニスやハイゲートみたいな高級な地域で暮らしているのに、兄弟との応酬で嘆いているんだ。成長してくれよ。グラストンベリーのヘッドライナーになってくれ。よろしくやってくれ。笑ってもらいたいね」

マット・ヒーリーはギャラガー兄弟のソロ・キャリアが商業的にも批評的にもオアシスの全盛期とは比較にならないとして次のように語っている。「ハイ・フライング・バーズのライヴやリアム・ギャラガーのライヴに行っている人で、オアシスのライヴに行かない人なんて1人たりともいないよ」

「お願いだから、よりを戻してくれ。ふざけるのはやめてほしい。それが今日の公共のメッセージだね」

オアシスの再結成についてはリアム・ギャラガーが兄のノエル・ギャラガーが「許しを請う」ために最近連絡をしてきたとツイートしたことで再び取りざたされている。先日、ノエル・ギャラガーはオアシスの再結成について「絶対にないとは言えない」と発言している。昨年10月、ノエル・ギャラガーはオアシスの再結成について解散前と同じくらい「たくさんのアルバムが今も」売れているから「意味がない」と語っていた。

ノエル・ギャラガーは6月2日にニュー・アルバム『カウンシル・スカイズ』をリリースすることを発表して、シングル“Easy Now”が公開されている。一方、ザ・1975は4月に「アット・ゼア・ヴェリー・ベスト」ツアーの単独来日公演を行うことが決定している。

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