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ジャスティン・ビーバーは約290曲の権利をヒプノシス・ソングス・キャピタルに2億ドル(約260億円)で売却したと報じられている。

これによってヒプノシス・ソングス・キャピタルは“Sorry”といったヒット曲の音楽出版権を獲得することになり、公共の場や媒体で楽曲が使われる度に収入が発生することになる。これは同社最大の買収金額になっている。

以前にも報じられていた通り、原盤権はユニバーサル・ミュージックが依然として所有することになる。BBCはジャスティン・ビーバーが所有している原盤権についてはヒプノシス・ソングス・キャピタルに売却されたと報じている。

今回の契約は2021年12月31日までにリリースされた楽曲が対象で、作曲家の取り分も含まれている。

近年、バックカタログの権利を売却する事案はアーティストの間で増加してきており、フィル・コリンズとジェネシスは原盤権と音楽出版権を3億ドル(約390億円)で売却している。ピンク・フロイドも同様に4億ドル(約520億円)で売却している。

ラッパーのナズは自身の曲2曲の音楽出版権をNFTで売却しているほか、ジャスティン・ティンバーレイクも約200曲に及ぶ楽曲の出版権を1億ドル(約130億円)以上で売却している。

先日、ジャスティン・ビーバーは許可なく自身の写真を使った商品を販売しているとしてアパレル大手のH&Mを批判していた。

H&Mはジャスティン・ビーバーに敬意を表して、商品を販売中止にしたが、商品販売の許可を得るために必要な承認手続きを踏んだと述べている。

「他のライセンス商品や提携関係と同様に、H&Mは適切な承認手続きを踏んでいます」とH&MのスポークスパーソンはBBCに語っている。「しかし、このコラボレーションとジャスティン・ビーバー敬意を表して店舗やオンラインから商品を外すことにしました」

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