クラークはレディオヘッドのトム・ヨークをエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えた通算14作目のアルバム『サス・ドッグ』をリリースすることを発表している。
アルバムはクラーク自身のレーベル、スロットル・レコーズより5月26日にリリースされる。本作はクラークにとって自身のヴォーカルを顕著な形で使った初めてのアルバムとなっている。リード・シングルとして“Town Crank”の音源が公開されており、この曲でも彼のヴォーカルが使われている。
“Town Crank”の音源はこちらから。
『サス・ドッグ』では“Medicine”という曲にトム・ヨークが参加しているほか、タイトル曲にはアニカが参加している。トム・ヨークによれば、クラークから「歌い始めたんだけど、新種のサメがはびこる海のようなものだから、フィードバックやアドバイスを求めているという手紙をもらった」とのことで、それがアルバムに参加するきっかけになったという。
「彼がやってきたことは長年にわたって好きで、今回、風変わりなものをまとめていく際に自分はバックシート・ドライバーのような感じになったんだ。興味をそそられたんだよ。彼が歌うことや歌詞で別の扉を開くことになったのには驚かなかったし、自分にとって最も興奮して面白かったのもそこだった」
「最初に送られてきたのは彼が2つのフロアで挟まれていることについて歌うもので、既に納得させられていた。彼のアプローチは普通のシンガーやソングライターとは違うもので、よかったよ。彼が作曲やレコーディングで取っているアプローチが反映されたもので、今回はそれが人間の顔、彼の顔になっているんだよ」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
1. Alyosha
2. Town Crank
3. Sus Dog (featuring Anika)
4. Clutch Pearlers
5. Over Empty Streets
6. Wedding
7. Forest
8. Dolgoch Tape
9. Bully
10. Dismissive
11. Medicine (featuring Thom Yorke)
12. Ladder
『サス・ドッグ』はクラークにとって2022年発表の『05-10』に続く作品で、今年クラークはセカンド・アルバム『エンプティ・ザ・ボーンズ・オブ・ユー』が20周年を迎え、コンピレーション『フィースト/ビースト』が10周年を迎える。
クラークは『サス・ドッグ』について「ザ・ビーチ・ボーイズがMDMAを摂取して、レイヴ・レコードを作ったら、どうなるだろう?」という質問に答えてくれると語っている。
一方、レディオヘッドは2007年発表の通算7作目のアルバム『イン・レインボウズ』がボーナス・ディスクを追加した日本独自企画高音質CD2枚組仕様で2月24日に復刻リイシューされることが決定している。
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