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元バルセロナのディフェンダーであるジェラール・ピケは元妻のシャキーラによる失恋ソングが話題となっていることを受けて、カシオと提携したことが明らかになっている。

ジェラール・ピケとシャキーラは10年以上にわたって交際していたが、昨年破局しており、シャキーラは既に別の交際を始めている。

シャキーラは先日、新曲“Shakira Bzrp Music Sessions 53”をリリースしており、歌詞には「I was out of your league, which is why you’re with someone just like you(私はあなたのリーグを外れた/だから、あなたは自分と同じような人間と一緒にいる)」や「You swapped a Ferrari for a [Renault] Twingo/You swapped a Rolex for a Casio(あなたはフェラーリをトゥインゴに代えて、ロレックスをカシオに代えた)」といった一節がある。

この曲はYouTubeで24時間で6300万回再生され、24時間で最も再生されたラテンの楽曲となっている。

週末に行われた記者会見でジェラール・ピケは自身がチェアマンを務める12クラブによる7人制サッカー大会「キングス・リーグ」のスポンサーにカシオを獲得したことを発表している。

ジェラール・ピケはカシオの腕時計を着けた腕を見せて、次のように語っている。「カシオが腕時計を送ってくれたんだ。カシオとはスポンサーの合意に達した。キングス・リーグはカシオと契約したんだ」

冗談かと訊かれたジェラール・ピケは「事実なんだ」と答えて、キングス・リーグの参加者に腕時計を渡している。

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ジェラール・ピケはカシオとの契約が実現した経緯についてこれ以上説明しなかったが、同じくキングス・リーグに参加している元サッカー選手のセルヒオ・アグエロは「シャキーラの曲のおかげだよ」と語っている。

新曲が人気になったことについてシャキーラはインスタグラムで次のように述べている。「45歳にもなってスペイン語の曲で世界で1位を獲得するとは思っていなかった」

「取るに足らないと感じさせる人たちに抵抗する数百万人の女性たちを応援したい。自らが感じたことや考えたことのために立ち上がり、他人が眉をひそめても合意できないことには手を挙げる、そんな女性たちです」

「そうした人々が私のインスピレーションになっています。今回達成できたことは私のものではなく、みんなのものです」

“Shakira Bzrp Music Sessions 53”ではスペインの税務当局とのトラブルについても言及されている。シャキーラは2012年から2014年にかけて収入を隠すためにペーパー企業を使って1390万ドル(約18億円)を脱税した罪にも問われている。シャキーラはこれを否定して、「作り話だ」と述べている。

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