クイーンのギタリストであるブライアン・メイはチャールズ3世から新年の大英帝国勲章を受章することが明らかになっている。
新年の大英帝国勲章では俳優のスティーヴン・グレアムにオフィサーの勲章が、コメディアンのフランク・スキナーにメンバーの勲章が授与されることも決定している。フランク・スキナーは「行政側の間違い」だと思って家族に話すのを控えていたと語っている。
ブライアン・メイにはコマンダーの勲章が授与される。サッカーイングランド女子代表のキャプテンであるリア・ウィリアムソンにはオフィサーの勲章が授与され、チームメートのルーシー・ブロンズ、ベス・ミード、エレン・ホワイトにはメンバーの勲章が授与される。
今年は1170人の受章者が発表されており、ジェンダー比は50/50となっている。陸上選手のデニーズ・ルイス、ファッション・デザイナーのマリー・クワント、アーティストのグレイソン・ペリーも受章者となっている。
ブライアン・メイは受章についてBBCニュースに次のように語っている。「これはある種のライセンスであり、私が行っていることを続けていく権限を与えてくれるものです。目標を達成するのにもっと力を発揮しなさいということでしょう。それは非常に嬉しいことです」
昨年7月、ブライアン・メイは10ccの結成メンバーであるグレアム・グールドマンとコラボレーションした“Floating In Heaven”が公開されている。
2人のコラボレーションは2021年12月に打ち上げられ、今年1月に軌道に乗った新しいジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の初めての画像を記念したものとなっている。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は宇宙に打ち上げられた最も強力な望遠鏡となっている。
ブライアン・メイは長年の天文学者で、ロンドンのインペリアル・カレッジで天体物理学の博士号を取得している。グレアム・グールドマンも同じく宇宙愛好家で、2人は望遠鏡からの最初の画像が共有された歴史的な瞬間を記念して、一緒に曲を作ることにしている。
“Floating In Heaven”のミュージック・ビデオはこちらから。
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