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U2のドラマーであるラリー・マレン・ジュニアはバンドが2023年に行うことになったら参加しないかもしれないと述べている。

先月、ラリー・マレン・ジュニアは『ワシントン・ポスト』紙のインタヴューで参加しない可能性を示唆していた。1976年の結成以来、バンドで活動を続けてきたラリー・マレン・ジュニアの発言についてインタヴュアーのジェフ・エドガーズは「バンドが2023年にライヴをやることになったら、演奏を続けるのに手術が必要だから彼なしになるだろう」と記している。

ラリー・マレン・ジュニア自身の言葉はもっと曖昧なもので、U2からの独立性について「自立しているし、自立していることに価値を置いている」と語っている。「同じ聖歌の楽譜を歌い続けることもないし、同じ神に祈り続けることもない。誰しもに限界がある。楽しめる時だけやればいいんだ」

ラリー・マレン・ジュニアの脱退の可能性がファンの間で囁かれていることを受けて、インタヴュアーのジェフ・エドガーズはより詳細な発言をツイートで紹介している。それによれば、ラリー・マレン・ジュニアは次のように語っている。「肘も膝も首もいろんなところにガタが来ていて、新型コロナウイルスの間は演奏することがなかったから、そうした部分を検査する機会があったんだ。そうしたら、痛めているところがあったんだよね」

ラリー・マレン・ジュニアは次のように続けている。「だから、治療するのに時間を取りたいんだ。演奏するのは楽しいし、演奏するまでの過程も楽しいし、クリエイティヴな人と一緒にいるのも楽しい。小さいとか、大きいとかは関係ないんだ」

「自分の身体は肉体的には昔とは変わってしまった。来年とかは自分はライヴをやらないと思う。バンドの予定は知らないけどね。話はしているよ」インタヴュアーのジェフ・エドガーズはラリー・マレン・ジュニアが脱退や引退について具体的に発言していないことを明らかにしている。

一方、『ワシントン・ポスト』紙のインタヴューでボノは「みんなが思っているよりも数多く解散しそうになった」と語っている。「いいアルバムの後と言うのが多かったね。というのも、そういう作品は個人的な人間関係を犠牲にさせるんだよ。なぜなら、お互いに無理をして、本当に自分の限界に達するわけだからね」

U2は現地時間12月4日にワシントンD.C.でケネディ・センター名誉賞のパフォーミング・アーツ部門で功労賞を受賞している。今年のケネディ・センター名誉賞では俳優のジョージ・クルーニー、シンガーソングライターのエイミー・グラント、歌手のグラディス・ナイト、指揮者/作曲家のタニア・レオンもジョー・バイデン大統領と妻のジル・バイデンによって表彰されている。

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