レディー・ガガの犬の散歩代行者であるライアン・フィッシャーを2021年に銃撃して、2匹のフレンチ・ブルドッグを盗難したジェイムス・ハワード・ジャクソンは禁固21年の刑が宣告されている。
20歳のジェイムス・ハワード・ジャクソンは現地時間12月5日にロサンゼルスの法廷で殺人未遂による重大な傷害の罪を認めている。彼はこの罪を認めたため、検察は関連する強盗と武器の使用容疑を取り下げている。
2021年2月24日、ジェイムス・ハワード・ジャクソンはハリウッドでレディー・ガガの3匹のフレンチ・ブルドッグを散歩させていたライアン・フィッシャーの前に現れた3人のうちの1人となっている。レディー・ガガの飼っている犬だとは知らなかったが、その価値が分かった3人はライアン・フィッシャーに犬を渡すよう命じたが、それを断られると、近距離でハンドガンを発砲して、肺に穴を開け、ライアン・フィッシャーは病院に搬送されている。
3匹の犬のうち2匹が連れ去られ、1匹は逃げたところを警察に発見されている。レディー・ガガはライアン・フィッシャーを「ヒーロー」と評して、犬の返還に50万ドルの報奨金をかけていた。事件から2日後にロサンゼルスの警察に盗まれた2匹の犬は女性によって無傷で届けられている。
41歳のライアン・フィッシャーは事件の影響評価について証言するために法廷に出席しており、ジェイムス・ハワード・ジャクソンと対面した上で「私を撃って見殺しにしようとした」と述べ、「驚天動地の」襲撃の結果、「2人の人生は永遠に変わってしまった」と語っている。
米『ローリング・ストーン』誌によれば、ライアン・フィッシャーは事件後に直面した困難についても語っており、肺の一部の切除、進行中の理学療法、仕事と友人を失って負債を抱えていることに触れている。
「私はあなたを許します」とライアン・フィッシャーはジェイムス・ハワード・ジャクソンに語っている。「襲撃であなたは私の人生を変えてしまった。そう言わないと、私を撃ったあの晩から完全に前に進むことはできないと分かるからです」
ジェイムス・ハワード・ジャクソンは今年4月、手続き面でのミスで誤って拘束を解かれ、8月に再逮捕されている。同月、ジェイリン・キーショーン・ホワイトという人物も逮捕されており、第2級強盗罪を認め、4年の禁固刑を宣告されている。
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