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ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンは「何者かになりたくて、それを止めるものはなかった」からジョン・レノンを殺害したと語っている。

マーク・チャップマンは1980年12月にジョン・レノンのマンハッタンのアパートの外でジョン・レノンを銃撃している。ジョン・レノンとオノ・ヨーコはレコーディング・セッションを終えてアッパー・ウェスト・サイドの住居に戻っているところだった。マーク・チャップマンは警察が到着するまで現場を離れることはなく、第2級殺人罪を認めている。彼は禁固20年から終身刑の判決を受けている。

先日、マーク・チャップマンは12回目の仮釈放申請が却下されており、その時の供述が今回公開されている。

仮釈放委員会でマーク・チャップマンは「世界的に重要な人物の命を利己的に軽視した」と語っている。

「自分のやったことは分かっていますし、それが悪いことであるのも分かっていました。いけないことだというのも分かっていました。でも、名声を求めていたために、喜んですべてをなげうって、人命を奪いました。こうなったことについては他人や他のことのせいにするつもりはありません」

「私の心の邪悪さによるものです。何者かになりたくて、それを止めるものはありませんでした」とマーク・チャップマンは語り、ジョン・レノンを殺害したことは「すべてにとっての大きな答えでした。もう何者かになろうとは思わなくなりました」と続けている。

2020年、マーク・チャップマンはその死から40年が経とうとするなか、妻のオノ・ヨーコに謝罪して「残りの人生をここで過ごすように法やあなたが判断するならば、まったく異論はありません」と語っていた。

2018年、マーク・チャップマンはジョン・レノンの殺害について「恥入るようになった」と述べている。「30年前の私は、恥を感じていると言うことができませんでした。今は恥辱がどのようなものかを理解しています」

マーク・チャップマンによる次の仮釈放申請は2024年まで待たなければならない。

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