クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンことクリスは来たるニュー・アルバム『Redcar les adorables étoiles』より新曲“la chanson du chevalier”が公開されている。
「亡くなった騎士への祈り」と評される“la chanson du chevalier”はロダンによる1877年の作品『青銅時代』が登場するミュージック・ビデオと共に公開されている。
ミュージック・ビデオはネオンが光る中でレッドカーが踊るもので、プレス・リリースでは「この彫刻の完璧な全能感にオマージュを捧げた」「夢のような世界」と評されている。
“la chanson du chevalier”のミュージック・ビデオはこちらから。
新作『Redcar les adorables étoiles』は当初9月23日にリリースされる予定だったが、クリスが足を怪我してしまったために11月11日に延期されている。怪我によってライヴも延期されており、9月22日・23日に予定されていたパリ公演は11月9日・10日に振り替えられている。9月30日に予定されていたロンドン公演も11月22日に延期されている。
先月、クリスは自身のジェンダーとしてのアイデンティティ、呼称などについて語った3分間の動画をTikTokで公開している。「私はここ1年間男性として暮らしてきました。家族や交際関係では少しずつ公になっていたことでした。それは長いプロセスだったのです」
新作についてクリスは次のように続けている。「レッドカーというのは私が書いてきたこれまでの詩や哲学などと同様に、自分を思い通りにさせてくれる詩や哲学なのです」
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