スーパーグラスのギャズ・クームスは通算4作目となるソロ・アルバム『ターン・ザ・カー・アラウンド』をリリースすることを発表して、新曲“Don’t Say It’s Over”が公開されている。
新作は1月13日にリリースされるとのことで、2015年発表の『マタドール』、2018年発表の『ワールズ・ストロンゲスト・マン』に続く3部作の最後を飾る作品となっている。
オックスフォードシャーのスタジオでレコーディングされた本作は過去2作と同じサウンドのパレットや歌詞のテーマが踏襲されている。
「『ターン・ザ・カー・アラウンド』はここ7年間で作っていったアルバムなんだ」とギャズ・クームスは説明しており、アルバムは「現代生活の浮き沈みと、その間にあるすべての小宇宙を捉えたフィーリング」と評されている。
新曲“Don’t Say It’s Over”はその後の妻となる女性と出会った最初の夜を振り返るものとなっている。
「“Don’t Say It’s Over”を書いたとき、夜の賑やかなホリデー・タウンを彷徨い、奇妙で美しい瞬間を共有する二人を思い描いたんだ」とギャズ・クームスは語っている。
「愛とその複雑さの感覚。そして、その愛のない人生の現実。この曲は基本的に(少し暗い部分はあるものの)『君がいれば僕の人生はもっと良くなる』と言っているようなものなんだ」
彼は次のように続けている。「この曲は明るさと暗さが同居していると思うんだ。その矛盾が面白いと思うし、考えさせられる…そして、クールでめちゃくちゃなラブソングになるんだ」
ギャズ・クームスは9月3日にウェンブリー・スタジアムで行われたテイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートに出演しており、デヴィッド・ボウイの“Modern Love”をカヴァーした後、スチュアート・コープランドと共にポリスの“Every Little Thing She Does Is Magic”のカヴァーも披露している。
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