メタリカのラーズ・ウルリッヒの2人の息子で構成されるタイペイ・ヒューストンはデビュー作『ワンス・ビット・ネヴァー・ボアード』を11月4日にリリースすることを発表している。
リリース発表に合わせて、今年7月にリリースされた“As the Sun Sets”に続く2曲目の楽曲“The Middle”が公開されている。
“The Middle”の音源はこちらから。
デビュー作についてプレス・リリースでタイペイ・ヒューストンは次のように述べている。「私たちにとってタイペイ・ヒューストンはあらゆる点で時代を逆行するものとなっています。私たちは非常に困難で、混乱した課題に満ちた時代に生きています。テクノロジーはますます世界を支配し、政治は二極化し、私たちは気候災害に向かっています。この音楽は私たちが経験する現代的で賑やかなデジタル時代の不安と、その感情からいかに逃れようとするかというところから生まれ、育まれたものです。たとえ、それは一瞬であっても」
タイペイ・ヒューストンは22歳のマイルズ・ウルリッヒが父親の後を継いでドラムを担当しており、20歳のレイン・ウルリッヒがベースとヴォーカルを担当している。
一昨年、ラーズ・ウルリッヒの息子たちはタイペイ・ヒューストン名義でザ・ビートルズの“Eleanor Rigby”をカヴァーしていた。ラーズ・ウルリッヒはこのカヴァーについて「ブルー・チアー風の激しい3分間のクレイジーなガレージ・ロック・バージョン」と評している。
メタリカについてはベーシストのロバート・トゥルヒーヨの息子であるタイ・トゥルヒーヨも音楽活動を行っている。
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