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エミネムは2007年のメタドンによるオーヴァードーズの後、ラップをもう一度トレーニングしなければならなかったことを明かしている。

エミネムはマネージャーであるポール・ローゼンバーグのポッドキャストに出演して、オーヴァードーズと自身のスキルを学び直さなければならなかったことについて語っている。

「クスリを止めて、すべてが体内から出た時に、嬉しくて、すべてが新しく感じたことを覚えている」とエミネムは2009年発表の『リラプス』について語っている。「あのアルバムはファースト・アルバムなんだ。レコーディングしてて、久しぶりに楽しかったアルバムだったんだよ」

彼は次のように続けている。「音楽がもう一度楽しくなった久しぶりのアルバムだった。ラップのやり方を学び直したんだ。すべての行程を覚えている。脳が再び動き出すのに長い時間がかかったんだ」

ポール・ローゼンバーグは医師が「安定させるためにいくつかの薬が必要だ」と語り、エミネムが「すぐに適応したこと」についても語っている。

「文字通り、ラップのやり方を学び直したんだよね?」とポール・ローゼンバーグは尋ねている。「体内にクスリがない状態で制作をするのはすごく久しぶりだったんだよね?」

エミネムは次のように答えている。「あなたはもう一度ラップをやり始めた時に医師に『脳に損傷がないか確認したい』と言っていたよね」

「ああ、今後も問題が残るかもしれないと思ったんだ」とポール・ローゼンバーグは応じている。「その通りだよ。確かに心配していたんだ」

エミネムは先月2枚目のベスト・アルバム『カーテン・コール2』をリリースしている。「『カーテン・コール2』はサイド・プロジェクト、ゲスト出演、映画のサウンドトラック、そして当然のことながらソロ・アルバムから、『リラプス』以降の音源が収録される」と説明されている。

一方、エミネムはエミー賞のクリエイティヴ・アーツ部門で受賞を果たしており、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞を網羅するEGOTに一歩近づいたことが明らかになっている。

ドクター・ドレー、エミネム、ケンドリック・ラマー、スヌープ・ドッグ、メアリー・J. ブライジ、50セント、アンダーソン・パークが出演したスーパーボウルのハーフタイム・ショーはヴァラエティ・スペシャル部門、音楽演出部門、プロダクションデザインのヴァラエティ部門という3つの賞を受賞している。

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