元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーはプロデューサーのリック・ルービンについて「助けてもらうというよりも邪魔だった」と語っている。
ジョシュ・クリングホッファーは新たなインタヴューで2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』、2016年発表の『ザ・ゲッタウェイ』という参加した2枚のアルバムについて振り返り、インタヴュアーが『アイム・ウィズ・ユー』を最高傑作と伝えると次のように語っている。
「ゆっくりと話せることができればと思うんだけど、いつか腰を据えてすべてを話せたらいいね。本気だよ。いつかできたら、楽しいだろうね。でも、現時点では偏って歪んでいる可能性のある意見ではなく、振り返るにはちょっと近すぎるかもしれない」
ジョシュ・クリングホッファーは『ヴァイナルライター・ミュージック』に次のように続けている。「あのバンドで発表したものについてはすごく複雑な思いがあるんだ。素晴らしい音楽やアルバムを作ろうとしたけど、プロデューサーが邪魔になったところがあると思っている。一緒に書いた曲のほとんどは好きだけど、それを最高の形にはできなかった。『アイム・ウィズ・ユー』について言えば、リック・ルービンは助けてもらうというよりも邪魔だったと思う。彼は『曲が最高のものになるように手助けしたいだけだ』と言っていたけど、『じゃあ、運転手に迎えに来てもらえよ』と言うべきだったね」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは30年以上のキャリアで何度もリック・ルービンをプロデューサーに迎えている。
ジョシュ・クリングホッファーは『ザ・ゲッタウェイ』でデンジャー・マウスを迎えたが、「リック・ルービンともう仕事をしたくなかった」からで、その結果には満足していないと述べている。
「アルバムで自分の求めるもののために戦うのは簡単なことではなくて、自分も楽しめる曲の集まりになったものの、そのサウンドには満足していないんだ」
ジョシュ・クリングホッファーは現在パール・ジャムのツアー・メンバーとして活動しており、ナールズ・バークレイやウォーペイントの音源にも参加している。
ジョン・フルシアンテは2009年にレッド・ホット・チリ・ペッパーズを脱退したものの、2019年に復帰している。レッド・ホット・チリ・ペッパーズは4月にリリースされた『アンリミテッド・ラヴ』に加えて、『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』をリリースすることが決定している。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは現地時間8月28日に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式でグローバル・アイコン賞を亡くなったフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスに捧げている。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは授賞式で“Black Summer”と“Can’t Stop”を披露して、グローバル・アイコン賞を受賞している。チャド・スミスは受賞スピーチでテイラー・ホーキンスに賞を捧げている。「他にも音楽界のアイコン、世界的アイコンはいて、彼の名前はブラザーのテイラー・ホーキンスと言うんだ。この賞をテイラーと彼の家族に捧げたい。毎日、彼のことが惜しまれるし、ホーキンスよ、いい旅を」
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