テイラー・スウィフトはオースティンのテキサス大学で彼女のソングライティングを学ぶ講座が始まることが決定している。
今秋から「テイラー・スウィフト・ソングブック」という名前で始まる新たな講座は、詩人のジェフリー・チョーサー、シェイクスピア、詩人のジョン・キーツ、シルヴィア・プラスと並んで、彼女の作品を読み解くものとなっている。
教材として2020年発表の『フォークロア』と『エヴァーモア』、2019年発表の『ラヴァー』、『レッド(テイラー・バージョン)』といった作品が挙げられている。
テキサス大学のウェブサイトの説明には次のように記されている。「ポップ・ミュージックのアイコンであるテイラー・スウィフトのソングライティングを使って、英文学や人文科学の分野で使われる批評的解読や研究の基本的スキルを紹介します」
「テイラー・スウィフトの音楽や彼女のキャリアを巡る文化的背景に光を当てることで、深い解読、二次資料の評価、強力な論理の構築を実践しながら、文脈にとって重要な理論の側面を重視しながら詩の形式、スタイル、歴史など様々な事柄を通して彼女の作品を理解する枠組みを考えていきたいと思います」
今年、テイラー・スウィフトはニューヨーク大学のクライヴ・デイヴィス・インスティテュートで新たなコースが立ち上げられている。このコースでは「クリエイティヴな音楽実業家としてのテイラー・スウィフトの進化、ポップ/カントリーのソングライターとしての功績、少女時代や若かった頃の言説、現代のポピュラー・ミュージックにおける人種の政治性」が取り上げられる。
5月にテイラー・スウィフトはニューヨーク大学の2022年の卒業式で卒業の訓示スピーチを行っている。彼女はニューヨーク大学の美術の名誉博士号を授与されており、ヤンキー・スタジアムで開催された卒業式でスピーチを披露している。
「私がここにいる理由の90%は“22”というタイトルの曲があるからだと思う」とテイラー・スウィフトは冗談を飛ばしている。「このサイズのスタジアムに前回来た時はきらびやかなレオタードを着て、ヒールで踊っていた。この服のほうがずっと楽だわ」
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