FKAツイッグスは最新シングル“Killer”のミュージック・ビデオが公開されている。
NPRの名物企画「タイニー・デスク・コンサート」で初披露された“Killer”について本名をターリア・バーネットというFKAツイッグスは「恋する女性であることは危険なことです。最悪の場合、愛の美しさ以上に失恋の影響がその人物の進む道を決めてしまうこともあります。“Killer”ではそのコンセプトを掘り下げました」と語っている。
ジュリアーノ・ヌネスによる振り付けで、ヨアン・ルモワンヌが監督を務めたミュージック・ビデオはポルトガルのアルマグレイラ海岸で撮影され、俳優のアーロン・パイパーが出演している。
“Killer”のミュージック・ビデオはこちらから。
「“Killer”についてFKAツイッグスは個人的な物語を書いた美しい文章と共にアプローチしてきました」とヨアン・ルモワンヌは説明している。「それは力強さと同時に弱さを感じさせるものでした。監督を頼まれて、すぐにイエスと言いました。これまでに見たことのない生々しく素顔の彼女を描く完璧な機会でしたから」
「ミュージック・ビデオはアートにおける個人的なトラウマという毒と燃料について描いています。自分の体験が生み出させること、それが抑制や暴力にしかならないことがあることについての作品です」
FKAツイッグスは“Killer”について次のように続けている。「進行して、狩猟して、仕留めること。約束の死、かつて約束された未来の死。しかし、摘み取られた野生のバラのように、美しくしおれ、端の色が変わりながらも、もう一度をそれを渇望している自分に気づくのです」
FKAツイッグスは今年1月にミックステープ『カプリソングス』をリリースしている。
今年2月、FKAツイッグスは2022年のNMEアウォーズでゴッドライク・ジーニアス賞を受賞している。受賞について『NME』のインタヴューで彼女は次のように語っている。「多くのクリエイティヴなものを作ってきて、それを人が気に入ってくれた、この賞はそんなことを意味しているのだと思う」
「そして自分の作品がこの業界に影響を与えるようになったということも意味している。非常に大きな賞で、本当に光栄に思っている」
先日、FKAツイッグスはジョルジャ・スミスが親戚であることを最近知ったことを明かしている。
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