リアム・ギャラガーの息子であるレノン・ギャラガーが所属するバンド、オートモーションは新たなEP『エクスタティック・オシレーションズ』をリリースすることを発表している。
レノン・ギャラガーを含むロンドン出身の4人組であるオートモーションは“Mind And Motion”、“View From The Precipice”、“Flight Of The Screaming Baboon”といったシングルに続けて、昨年6月にデビューEP『イン・モーション』をリリースしている。
新たなEPからは先行楽曲として“Dithyramb”が公開されている。“Dithyramb”はプロデューサーのアンディ・セイヴァーズを迎えてレコーディングされており、「革新への意志と影響力のあるものとの戦い」が反映されているという。
タイトルはディオニューソス神を称える古代ギリシャの同名の讃歌から来ている。作詞者のジェシー・ヒッチマンは「市場の狂人のパロディ、酒で狂った不適切な社交性を持ったニーチェのようなキャラクターの荒れた夜をコミカルに表現している」と述べている。
新たなEP『エクスタティック・オシレーションズ』は9月23日にリリースされる。
オートモーションは学校の友人であるジェシー・ヒッチマン、ドラマーのオーティス・イートウェル=ハースト、ベーシストのルーク・チン=ジョセフというラインナップとなっている。
4人のうち2人はファイン・アートを大学で学んでおり、マルセル・デュシャン、ジョン・ケイジ、ノイ!、ロバート・フリップからの影響を過去に口にしていた。
『NME』のロング・インタヴューでリアム・ギャラガーは息子のレノン・ギャラガーの音楽について次のように語っている。「ヤバいんだ。俺はエクスペリメンタルのことは分からないんだけどさ。そういう言い方をしていた。ジーンはマス・ロックとかのシーンがあると言っていたな。俺は『聴く前から既に頭痛が襲ってくる』という感じだったよ」
彼は次のように続けている。「俺は関与していないんだ。俺のやっていることもある程度は気に入ってくれているけど、あいつらは全然別物なんだよ。俺の言うことなんて聞かないだろうし、自分なりのことをやっているね。ジーンも何曲かやった曲がある。でも、あいつらが飲んだりタバコをしながら聴いているものは知らないしね。変わった音楽なんだよ。もしかしたら、そういうことをやってないから、変わった音楽をやっているのかもしれないね」
オートモーションは今夏にいくつかのフェスティバルに出演することも決定している。
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