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ニール・ヤングは2001年にクレイジー・ホースとレコーディングしたもののお蔵入りとなっていたアルバム『トースト』より“Timberline”の音源が公開されている。

コーディングされたサンフランシスコのスタジオにちなんで名付けられたアルバム『トースト』は7月8日にリリースされる。

“Timberline”の音源はこちらから。

ニール・ヤングによれば、『トースト』は「自分のコレクションにおいても独立したアルバム」だという。アルバムが出ることのなかった理由について、アルバムのメランコリックなトーンを挙げていた。「他のアルバムとは違って、『トースト』は悲しくて出すことができなかったんだ。あのアルバムをなかったことにして、別のアルバムをやることになった。2001年の時点では手に負えなかったんだ」

ニール・ヤングはアルバムが「ある恋愛を描いたもの」で、特に破局のわびしい瞬間を記録したものだとしている。「多くの恋愛においてうまくいかない時があり、破局になるずっと前から双方共にもう終わりだと思う時がある。このアルバムはそうした期間を描いている」

「サウンドは淀んでいてダークだが、悪い意味じゃない。太いんだよね。最初の一音から音源に染み渡った悲しみを感じてもらえると思う。楽曲では時間とは無関係の風景が描かれる。事態は悪くなり、車で道に迷う女性がいる。暗い街が彼女を取り囲んでいる。過去、現在、未来。恐ろしい場所だよ。みんなの判斷に任せたい」

「そして、場面は職を失った信心深い男に変わる。彼はイエスに歯向かい、もう木を切ることができない。彼は木こりなんだ」

アルバムのトラックリストは以下の通り。

1. Quit
2. Standing In The Light Of Love
3. Goin Home
4. Timberline
5. Gateway Of Love
6. How Ya Doin?
7. Boom Boom Boom

ニール・ヤングはライヴ・アルバム『ノイズ・アンド・フラワーズ』が8月5日にリリースされることも決定している。

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