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イギー・ポップは亡くなったギタリストのリッキー・ガードナーに追悼の意を表している。享年73歳だった。

スコットランド出身のリッキー・ガードナーの訃報についてプロデューサーのトニー・ヴィスコンティはリッキー・ガードナーの妻のヴァージニアから知らされたとフェイスブックで発表している。

「昨晩、また1人、ギターの天才にして個人的な友人があの世に逝ってしまった」とトニー・ヴィスコンティは述べている。「デヴィッド・ボウイのアルバム『ロウ』やイギー・ポップの『イディオット』に参加したリッキー・ガードナーはパーキンソン病との長い闘いを終えた。いろんな才能のある妻のヴァージニアが今朝Eメールで送ってくれたんだ」

https://www.facebook.com/tony.visconti1/posts/10229274873239004

1969年にプログレッシヴ・ロック・バンドのベガーズ・オペラを結成したリッキー・ガードナーはトニー・ヴィスコンティが共同プロデューサーを務めた1977年のアルバム『ロウ』に参加している。

イギー・ポップはフランスのエルヴィル城で行われていた『ロウ』のレコーディングでリッキー・ガードナーに初めて会っており、その後イギー・ポップのライヴ・バンドに参加している。

リッキー・ガードナーはイギー・ポップが1977年に発表した『ラスト・フォー・ライフ』にも参加しており、“The Passenger”、“Success”、“Neighbourhood Threat”を共作し、“Lust For Life”でもリード・ギターを弾いている。

イギー・ポップはリッキー・ガードナーに追悼の意を表して、次のようにツイートしている。「親愛なるリッキー、素敵な素敵な男で、オーバーオールにシャツを着ておらず、ギターを弾く中でも最もやさしい人物だった」

「思い出と曲に感謝を。永遠に安らかに」

デヴィッド・ボウイやイギー・ポップの作品に加えて、リッキー・ガードナーはソロ・アーティストとして1985年に『ザ・フラッド』を、1987年に『プレシャス・ライフ』、2015年に『ソングス・フォー・ジ・エレクトリック』をリリースしている。

1995年にリッキー・ガードナーは電磁波過敏症を発症しており、レコーディングでコンピューター・デヴァイスで作業する時間が限られていた。

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