モーターヘッドのフロントマンであるレミー・キルミスターが亡くなったのを受けて、フー・ファイターズのデイヴ・グロールがモーターヘッドの“Ace of Spades”のタトゥーを入れたことを明らかにしている。
レミーの死は12月28日にDJのエディ・トランクによって発表され、その後近い友人でもあるオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンも認めている。バンドによる声明もその後出されることになった。
バンドの声明は以下の通り。「こんなことは簡単にいうことができません。僕らの巨大で気高い友人であるレミー・キルミスターがあまりにも早く進行する癌のために本日亡くなりました。彼が病気を知ったのは12月26日のことで、自宅で、発売されたばかりの大好きなゲーム『ザ・レインボー』をやりながら亡くなりました。わたしたちの衝撃と悲しさを表現することができません。言葉がありません」
レミー・キルミスターはデイヴ・グロールのサイド・プロジェクトであるプロボットに参加しており、2004年にリリースされたセルフ・タイトルのアルバムの“Shake Your Blood”でヴォーカルを披露している。ライヴでも何度か共演を果たしている。
今夏の『ガーディアン』紙のインタヴューで、「足がクソなために」時折杖を使って歩くことも明かしている。しかし、レミーは依然強気であり、「不滅」とした上で、「ステージの後ろから前まで数ヤードであれば、杖なしで歩けるんだ」と語っていた。
インタヴューのなかで、レミーは病気と闘うために、飲み物もジャック・ダニエルとコーラの組み合わせから、ウォッカとオレンジジュースの組み合わせに変えたことを説明している。「オレンジジュースのほうが好きなんだ」とレミーは『ガーディアン』に語っていた。「コカコーラなんかいらねえ」
2014年にモーターヘッドは病気を理由にヨーロッパ・ツアーをキャンセルしている。これらの公演は、2013年に同じ理由でキャンセルされた公演の振替公演だった。
2013年、レミーは血腫を患い、イタリアとオーストラリアの公演をキャンセルしており、不整脈と診断され、ペースメイカーをつけていた。
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