エルヴィス・プレスリーのバックカタログについてグローバルな出版契約が締結されたことが明らかになっている。
ユニバーサル・ミュージック・パブリッシングと米ブランド・マネージメント企業であるオーセンティック・ブランズ・グループ、エルヴィス・プレスリー・エンタープライズのオーナーは現地時間4月12日にエルヴィス・プレスリーの世界的ヒット曲に関する契約を締結したことを発表している
UKを除く国では“Can’t Help Falling In Love”、“It’s Now Or Never”、“Memories”、“A Little Less Conversation”、“Don’t Be Cruel”、“Jailhouse Rock”、“Love Me Tender”、“Viva Las Vegas”、“Teddy Bar”、“Amazing Grace”、“All Shook Up”、“Tears On My Pillow”といったヒット曲にこの契約は適用される。
ユニバーサル・ミュージック・パブリッシングのCOOであるマーク・シミノは次のように述べている。「エルヴィス・プレスリーは音楽とポップ・カルチャーに前例のない今なお続く世界的な影響を与えました。ジョディ・ガーソンと私、そして世界中のユニバーサル・ミュージック・パブリッシングのチームはエルヴィス・プレスリーの伝説的な遺産を今後何世代にもわたって存続させるためにオーセンティック・ブランズ・グループと共に仕事とできることに興奮していますし、誇りに思っています」
「2022年はバズ・ラーマン監督による『エルヴィス』の待望の劇場公開やネットフリックスによるアクション・アニメ・シリーズ『エージェント・キング』の配信開始など、エルヴィス・プレスリーにとって飛躍の年になります」とABGのエンターテインメント部門の取締役であるマーク・ローゼンは語っている。「私たちは、エルヴィスの比類なきカタログの管理者としてユニバーサル・ミュージック・パブリッシングと協力し、世界中の観客に彼の音楽と文化的影響をもたらすことを光栄に思っています」
ユニバーサル・ミュージック・パブリッシングとオーセンティック・ブランズ・グループは2021年11月の時点で両者でアーティストのブランドを購入して管理する戦略イニシアチヴを発表していた。
一方、エルヴィス・プレスリーは当時の大統領だったリチャード・ニクソンからジョン・レノンを監視するよう命じられていたとラジオ司会者でDJのボブ・ハリスは昨年語っている。
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