テイラー・ホーキンスは地元のラグナ・ビーチで追悼のイベントが開催されている。
フー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスはバンドの南米ツアーの最中にコロンビアのボゴタで現地時間3月25日に亡くなっている。享年50歳だった。
「フー・ファイターズのファミリーはテイラー・ホーキンスの早すぎる悲劇的な死に打ちひしがれています」とバンドは述べている。「彼の音楽に対する精神性と人を魅了する笑いは私たちと共に永遠に生き続けていくことでしょう。奥様、子どもたち、家族にお悔やみを申し上げると共に、想像もつかない大変な時であり、プライバシーについては最大限御配慮いただければと思います」
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、クイーンのブライアン・メイ、オジー・オズボーン、ジョン・メイヤー、サム・フェンダー、リンゴ・スター、ニッケルバック、インキュバスらは追悼の意を表している。
現地時間3月31日に地元のラジオ局「KX FM」はラグナ・ビーチのアリソ・ビーチで輪になってパーカッションを叩く追悼イベントを開催している。
CBSロサンゼルスはイベントの映像を公開しており、地元の人たちはビーチを歩き、サーフィンをして、地元の店で買い物をするテイラー・ホーキンスを目撃していたという。
テキサス州フォート・ワースで生まれたテイラー・ホーキンスは幼少期にラグナ・ビーチに移住しており、ラグナ・ビーチ高校を卒業している。
高校時代の友人で、ドラム・サークルにも参加したジェイムス・プリブラムは『オレンジ・カウンティ・レジスター』に次のように語っている。「彼は想像し得る限り最も純粋でポジティヴで礼儀正しい人物でした。彼は地に足がついていて、ロックスターみたいな部分はまったくありませんでした」
イベントは焚き火を囲んで音楽をかけながらパーカッションを叩くもので、参加者はテイラー・ホーキンスへのメッセージを書き込んでいる。
Community members and music fans came out to celebrate the life of Taylor Hawkins with a drum circle tonight at Aliso Creek State Beach. pic.twitter.com/iSRMqAzr5d
— Andrew Turner (@AndrewTurnerTCN) April 1, 2022
ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ジョーン・ジェット、コールドプレイ、マイリー・サイラス、リアム・ギャラガー、スラッシュ、スティーヴィー・ニックスらもテイラー・ホーキンスに追悼の意を表している。
ブライアン・メイはテイラー・ホーキンスの死について「悔しい」と語っている。「テイラー・ホーキンスは僕らの世代じゃない。彼のことは子どもだと思っているなんだ。ジョージ・マイケルのことを子供だと思っていたのと同じようにね。だから、亡くなるなんてすべてが間違いのように感じるんだ。それが悔しいよ」
第64回グラミー賞授賞式ではテイラー・ホーキンスの追悼パートも設けられている。フー・ファイターズはテイラー・ホーキンスの死を受けてグラミー賞授賞式への出演を取りやめていた。
テイラー・ホーキンスの死についてはコロンビアのボゴタの保険当局によって最初の薬物検査が行われている。
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