レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーはジョン・フルシアンテの再加入を説得した経緯について語っている。
1980年代後半から加入と脱退を繰り返してきたジョン・フルシアンテが最後に参加したアルバムは2006年発表の『ステイディアム・アーケイディアム』だった。ツアーのサポート・メンバーだったジョシュ・クリングホッファーが2009年にジョン・フルシアンテに代わって加入し、2011年発表の『アイム・ウィズ・ユー』、2016年発表の『ザ・ゲッタウェイ』に参加している。
ジョン・フルシアンテは4月1日にリリースされる来たる新作『アンリミテッド・ラヴ』で復帰を果たしており、フリーは『クラシック・ロック・マガジン』誌にその経緯を語っている。
フリーは次のように語っている。「くだらないことを話したりして、食事していただけだった。解散については触れなかったよ。ある時点でうちの妻とジョンの交際相手が別の部屋に行って、2人だけになった。それで『ジョン、時々ものすごく君と演奏したくてたまらなくなるんだ』と言ったんだけど、言った時に泣き始めてしまったんだ」
フリーはこの時の会話がジョン・フルシアンテがバンドに復帰する転機になったと述べている。
「ジョンが自分のことを見た時に彼の目にも涙があったんだ。そして彼は『僕もだよ』と言ってくれた。そういうことがあって、その時に『じゃあ……』と思ったのを覚えているよ」
フロントマンのアンソニー・キーディスはジョン・フルシアンテの復帰について次のように語っている。「長く別れていたファミリーが戻ってきて、『ファミリーに戻りたいんだ』なんて言われたら、選択の余地はないよね。断ることなんてできないよ」
先日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは来たるニュー・アルバム『アンリミテッド・ラヴ』より2曲目の楽曲“Poster Child”が公開されている。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズはザ・ストロークス、ハイム、セイント・ヴィンセントらをサポート・アクトに迎えた大規模なワールド・ツアーを行う予定となっている。
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