アデルはブリット・アウォーズ授賞式で現代の音楽における「パーソナルな」アルバムについて語り、最近はそうしたアルバムを作る人が「あまり多くない」と述べている。
現地時間2月8日にロンドンのO2アリーナで開催されたブリット・アウォーズ授賞式でアデルは『30』でアルバム・オブ・ザ・イヤー賞を、“Easy On Me”でソング・オブ・ザ・イヤー賞を、そしてアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞している。
アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞の受賞スピーチでアデルは離婚の体験を掘り下げたアルバムの内容について振り返っている。「この賞を私の息子とサイモン、彼の父親に捧げたいと思います。このアルバムは私だけでなく、私たち全員の旅路でした」
「信念を曲げずに自分にとってパーソナルなアルバムをリリースした自分を非常に誇りに思います。というのも、もうこういうアルバムを作る人はあまり多くありません。私の息子は慈悲深く、ここ数年、彼は私に対して我慢強く、やさしく接してくれました。これは彼のためのものです」
the third win of the night for @Adele as '30' takes home @MastercardUK Album of the Year! #BRITs pic.twitter.com/BLbUxC9tz8
— BRIT Awards (@BRITs) February 8, 2022
アデルは続けてこの日プロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したインフロの名前を挙げて「私の人生を変えてくれました」と語っている。「彼は音楽だけでなく、いろんな面で私のことを助けてくれました。愛しています。この賞はあなたのものでもあります」
アデルはこの日の最多受賞者で、他にもエド・シーラン、サム・フェンダー、デイヴ、ウルフ・アリス、シルク・ソニックらが賞を受賞している。アデルはこの日“I Drink Wine”を披露しており、アン・マリー、リアム・ギャラガー、リトル・シムズ、デイヴ、サム・フェンダー、エド・シーラン、ブリング・ミー・ザ・ホライズンもパフォーマンスを披露している。
今年のブリット・アウォーズ授賞式は初めてモー・ギリガンが司会を務めており、今年から性別による部門が廃止されて、代わりにアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞とインターナショナル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞が新設されている。ジャンルによるカテゴリーも作られており、最優秀オルタナティヴ/ロック賞、最優秀ヒップホップ/グライム/ラップ賞、最優秀ダンス賞、最優秀ポップ/R&B賞が設けられている。
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