GETTY

Photo: GETTY

ジャスティン・ビーバーは、彼のシングル”Love Yourself”を今週は買わず、そのかわりに国民保健サービスのチャリティ・シングル”A Bridge Over You”を買うようにファンをうながしている。

UKオフィシャル・チャートによると、ルイシャム・アンド・グリニッジ・クワイアーの“A Bridge Over You“は、今週半ばのミッドウィーク・チャートでジャスティン・ビーバーの”Love Yourself”との売り上げに3000枚以上の差があったが、12月23日の時点で、総売上662枚まで差を縮めたという。先週、ジャスティン・ビーバーは、シングル・チャートにおいて”Love Yourself”が1位、”Sorry”が2位、”What Do You Mean”が5位というように、トップ5に3曲チャートインしている。

ジャスティン・ビーバーは次のようにツイートしている。「UKクリスマス・レースが接戦だと聞いたよ。国民保健サービスの曲はチャリティ・シングルだから、1週間は1位じゃなくてもいいや。みんなで正しいことをやろう。彼らに1位をとらせてあげようよ。クリスマスだからね」。その後、国民保健サービスのシングルを購入できるリンクをツイートし、「つまりそういうことだよ。メリークリスマス」と続けている。

オフィシャル・チャートによると、このレースはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの”Killing In The Name”がジョー・マケルダリーの”The Climb”に僅差で勝利した2009年以来の接戦と報じている。

チケット販売業者のチケットビスが行った最新調査では、ファンのうちの21%はジャスティン・ビーバーを好きだということを認めていないという。

ジャスティン・ビーバーは2年前に比べてイギリス国内でファンを10%増やしており、なかでも18歳から30歳の年齢層で最も増加率が高いということが判明している。

さらに、ファンのうちの21%は、ジャスティン・ビーバーを好きだということを公然と認めていないという。イギリス国内で隠れビリーバーの割合がもっとも高いのはサウサンプトンで、この都市では33%のファンがジャスティン・ビーバーのことが好きなのをまだ恥ずかしいと思っているようだ。

UK時間午前0時までの売り上げが今年の「クリスマス・ナンバー・ワン」に反映され、BBCラジオ1の「グレッグ・ジェームズのオフィシャル・チャート・ショー」(金曜日のUK時間午前10時から午後1時)にて勝者が明らかになる。

国民保健サービスの曲はダウンロードのみの販売となっており、全ての売り上げは、マインドとケアラーズUKを含む医療関連のチャリティ団体に寄付される。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ