ハイムはポール・トーマス・アンダーソン監督による出演作『リコリス・ピザ』が日本公開されることが決定している。
ポール・トーマス・アンダーソン監督にとって2019年公開の『ANIMA』以来となる『リコリス・ピザ』は1970年代のアメリカのサンフェルナンド・バレーを舞台にアラナとゲイリーの恋模様を描き出す作品となっている。
主演はハイムのメンバーであるアラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友だったフィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマンとなっている。
具体的な公開日は決定していない。
英語版のトレイラー映像はこちらから。
先日、アラナ・ハイムは映画『リコリス・ピザ』のあるシーンで自身が体験した「最も気まずいユダヤ教の過ぎ越しの食事」の逸話が取り入れられたことを明かしている。
「家族との安息日のシーンは実際にあったことで、次女のエステが当時付き合っている男性を過ぎ越しの食事に連れてきたの。あれは大事だったわ」
「家族に会うだけじゃなく、親族に会うわけだから。家でお祝いをしたんだけど、ハガダーの段落を回し読みする風習があったんだけど、彼に回ってきたら、無神論者だからという理由で丁重に断られたのよ」
アラナ・ハイムは「これまでで最も気まずいユダヤ教の過ぎ越しの食事」だったと評しており、この逸話をポール・トーマス・アンダーソンに語ったという。「ポール・トーマス・アンダーソンにこの話をしたのは覚えていたんだけど、脚本を読んでみたら、『脚本になってる!』という感じだったの」
アラナ・ハイムは映画『リコリス・ピザ』への出演でゴールデングローブ賞の主演女優賞、映画批評家協会賞の主演女優賞にノミネートされている。
映画の概要は以下の通り。
映画『リコリス・ピザ』
監督・脚本・撮影:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:アラナ・ハイム、クーパー・ホフマン
ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディ
配給:ビターズ・エンド、パルコ ユニバーサル映画
(c) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
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