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コーチェラ・フェスティバルのプロモーターであるゴールデンヴォイスは「コーチェラ・デイ・ワン22」というイベントを開催するライヴ・ネイションに訴訟を起こしたことが明らかになっている。

「コーチェラ・デイ・ワン22」はコーチェラ・フェスティバルの開催地から僅か8kmしか離れていないところで開催され、シャキール・オニールらが出演する。

米『ビルボード』誌によれば、ゴールデンヴォイスはカリフォルニア州の地方裁判所でライヴ・ネイションに対して商標侵害の訴訟を起こしている。訴訟は従来のようにイベントの主催者に対して行われるのではなく、ライヴ・ネイションに対して起こされている。

というのも「コーチェラ・デイ・ワン22」の主催者は法的措置から免責されるアメリカ先住民族によるトゥエンティ・ナイン・パームス・バンド・オブ・ミッション・インディアンズとなっている。

ゴールデンヴォイスは10月と11月にプロモーションとチケット販売を行うライヴ・ネイションとウェブサイトを運営するブルーホストに使用禁止の手紙を送ったと訴状で述べている。

ゴールデンヴォイスはコーチェラの商標を「宣伝・プロモーション・マーケティング・フランチャイズ・グッズやサービスの販売」に使うことへの「一時差止め・仮処分・恒久的差止め」を出すことを裁判で求めている。

昨年、コーチェラ・フェスティバルはUKのチャリティ団体「MSトラスト」がオンラインで資金を募るイベントで「Couch-ella」という名前を使った時にも名前の変更を求めている。

多発性硬化症の患者を支援するこの慈善団体は「chella」という語尾も商用登録されていることをコーチェラ・フェスティバルの弁護士から言われたという。

先日、トラヴィス・スコットはアストロワールド・フェスティバルでの10名が亡くなった事故を受けてコーチェラ・フェスティバルのラインナップから外されたと報じられている。

現地時間12月10日にパーム・スプリングスのメディア「KESQ」はインディオ市のコミュニティ・サービス・マネージャーのジム・カーティスが来年のコーチェラ・フェスティバルにトラヴィス・スコットは「出演しない」と語ったと報じている。

その後、『ヴァラエティ』誌はトラヴィス・スコットがコーチェラ・フェスティバルのラインナップから「事実上外された」と報じている。『ヴァラエティ』誌によれば、コーチェラ・フェスティバル側はトラヴィス・スコットのエージェントであるキャラ・ルイスにラインナップから外すことを計画しており、キャンセル料を支払うと伝えたという。

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