エレクトロニック・ミュージックのための美術館が来年フランクフルトにオープンすることが決定している。
モダン・エレクトロニック・ミュージック博物館(MOMEM)は今年10月にオープン予定だったものの、資金不足で延期されていたが、今回『DJマグ』によれば、2022年4月6日にオープンするという。
このプロジェクトは2015年に最初に発表され、フランクフルトのDJにしてクラブ・オーナーのアンドレアス・トマラの自己資金で、2017年にオープンの予定だった。
2018年にポップアップの形で開催され、その後、常設会場での今年のオープンを目指していた。
博物館には展示室、パフォーマンス・エリア、インスタレーション、エレクトロニック・ミュージックの膨大な歴史を学ぶことができるライブラリーが設置される。
博物館は「エレクトロニック・ミュージックの歴史的分野とその影響を探求し、保存し、追体験することのできる場所」になると説明されている。
「その起源から未来までの旅路になります。ミュージアムからステージ、バー、アカデミーに絶えず変化していくムーヴメントです。フランクフルトの中心に変容していく場ができます。来場者のためのミュージアムというよりはゲストによるミュージアムなのです」
先日、ドイツはワクチン接種を終えていない人のコンサートへの来場を禁じている。
ドイツではワクチン接種を終えた人か、6ヶ月以内に新型コロナウイルスに感染した人だけが文化施設、飲食店、映画館、レジャー施設に入場することができるという。
DJ、フェスティバル主催者、音楽ファンはその存続が危ぶまれる中でベルリンのテクノ・カルチャーをユネスコの世界遺産に登録しようとしている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.