ポール・マッカートニーはザ・ビートルズが共感してきたのは常に「労働者」だったと語っている。
ピーター・ジャクソンが監督した『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』についての『ガーディアン』紙の新たなインタヴューでポール・マッカートニーはザ・ビートルズの最後のライヴ・パフォーマンスを振り返っている。
1969年1月30日にサヴィル・ロード3丁目の屋上でザ・ビートルズは最後のライヴを行っており、下にいる地元のビジネスマンは引き起こされた混乱に不平を述べており、カメラは「この地域の仕事を邪魔するのは押し付けだ」と語る人物を捉えている。
「やってることを気に入ってもらえない山高帽を被った男というのは常にいたんだ」とポール・マッカートニーはザ・ビートルズをめぐる賛否両論について語っている。
彼は次のように続けている。「気に入ってもらえることはなくて、自分の感性を傷つけられたように考える。でも。覚えておいてほしいのは、僕らが常にそうだったように、そういう連中のために働いてくれている人たちがいるということなんだ。若い秘書だったり、事務所の若い子だったり、職人だったり、清掃夫だったりね。そういう人たちが僕らのことを気に入ってくれるんだ。あとは社長連中も多かった。体制側と労働者側が常にあって、僕らは労働者側だったんだよ」
「労働者は僕らのことを分かってくれて、僕らのやっていることを理解してくれた。そして時折、お高く止まった奴が怒り出すんだよ。それってちょっと笑えるよね」
『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はディズニープラスで11月25日、11月26日、11月27日に配信される。
先日、ポール・マッカートニーは『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』でザ・ビートルズの解散への印象が変わったと語っている。
「何が素晴らしいかって言うと、僕ら4人が楽しんでいるのが観られるんだ」とポール・マッカートニーは『サンデー・タイムズ』紙に語っている。「自分にとっては再確認になったよ。ザ・ビートルズを考えた時に重要なことの一つだよね。お互いに笑い合えていたんだ」
彼は次のように続けている。「ジョンと僕が“Two Of Us”をやっている映像があるんだけどさ。何らかの理由で腹話術師みたいにやることになったんだよね。笑えるんだ。ザ・ビートルズの主な思い出は楽しくて、熟練したものだったのを証明してくれたんだ」
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