ABBAは11月5日にリリースされた新作『ヴォヤージ』が全英アルバム・チャートで他のトップ40作品の合計枚数を上回るセールスを記録している。
週半ばの速報で『ヴォヤージ』は11万8000枚のセールスを記録しており、既にフィジカルでは今年最多の初週セールスの記録を塗り替えている。チャートの1位を獲得すれば、ABBAにとって10枚目の全英アルバム・チャートで1位を獲得した作品となり、オリジナル・アルバムとしては40年ぶりの1位となる。
『ヴォヤージ』の初週セールスがエド・シーランが『=(イコールズ)』で記録した13万9000枚を上回ることになれば、過去4年間で最多の初週セールスとなる。
週半ばの速報ではエド・シーランの『=(イコールズ)』が2位にランクインしており、2000年発表の『キッド A』と2001年発表の『アムニージアック』の再発盤となるレディオヘッドの『キッドAムニージア』が3位につけている。
先日、ABBAは新作『ヴォヤージ』をリリースして来年予定されているライヴを終えたら引退すると語っている。
「言えるのは、これで最後だってことだよ。最後なんだ。きっとそうだろうね」
ベニー・アンダーソンは1982年のノエル・エドモンズの番組での発言に言及しながら「ABBAがニ度と活動することはないなんて言わないよ」と述べている。「でも、言えるのは、これで最後だってことだよ。最後なんだ。きっとそうだろうね」
同じインタヴューでABBAは1970年代の全盛期に母国のスウェーデンでは進歩的な音楽の「敵」と見られていたと語っている。「スウェーデンでは音楽における進歩的なムーヴメントがあってね。僕らはその敵だったんだ」とビヨルン・ウルヴァースは語っている。
「個人的にはそういうことに関心を向けなかったね。もし嫌われたとしても、どうでもよかったからね」と彼は続けている。「それに全世界からの反応があったからね。始めた時から僕らのやっていることを気に入ってくれた仲間やミュージシャンがいたんだ」
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