Fire Records/David Whittemore

Photo: Fire Records/David Whittemore

ザ・ジャズ・ブッチャーの活動で知られるパット・フィッシュが亡くなった。享年64歳だった。

訃報はリード・ギタリストのマックス・アイダーによってザ・ジャズ・ブッチャーのフェイスブックで発表されている。死因については明らかにされていない。

「非常に悲しいことですが、私の古い友人であるパット・フィッシュが火曜日の夜に突然ながら穏やかに亡くなりました」とマックス・アイダーは述べている。「パット・フィッシュはあらゆる意味で私の世界をロックし、彼の死は私の人生と私の思い出に大きな穴を残しました。思い出の多くは彼の特大の脳だけで保存されていたものです」

彼は次のように続けている。「友よ、さようなら。すべてに感謝するよ。君のことを惜しむことになるよ」

https://www.facebook.com/jazz.butcher.official/posts/427652082253352

パトリック・ハントロッズとして1957年にロンドンで生まれたパット・フィッシュは1982年にマックス・アイダーとザ・ジャズ・ブッチャーを結成している。デビュー・アルバム『イン・バス・オブ・ベーコン』は1983年にリリースされている。

1988年から1995年までザ・ジャズ・ブッチャーはクリエイション・レコーズから『カルト・オブ・ザ・ベースメント』、『コンディション・ブルー』といった複数のアルバムをリリースして、最後にクリエイション・レコーズからリリースされたアルバムは『イルミネイト』をリリースしている。ザ・ジャズ・ブッチャーの最後のリリースは2016年発表のシングル“All The Saints”となっている。

90年代末から2000年代にかけてジャズ・ブッチャーの作品は廃盤となっていたが、ファイアー・レコーズは数年前から再発を行っており、『ドクター・チャムレー・リペンツ』という作品集は11月12日にリリースされる。

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