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ニュー・オーダーは、元ベーシストのピーター・フックとの問題についてあらためて語っている。

ギタリストのフィル・カニンガムが『ローデッド』誌の取材に答えて、「数年前、悲しませられたよ」と語っている。「でも、彼はバーナード・サムナーや残りのバンドについて実にひどいことを言ったから、今はとにかく頭にきているんだ」

先月(11月30日)、ニュー・オーダーの元ベーシストであるピーター・フックは、印税を巡る「数億円」のために、彼の以前のバンド仲間に対して訴訟を起こしている。

「数年前、ピーターが電話してきたよ」と、フィル・カニンガムは続けている。「というのも、僕がインタビューで彼の気分を害するようなことを言ったからなんだ。彼はこう言ったんだ。『おい、すべてがちょっと立ち入ったになりすぎているんじゃないか。これはばかげてるよ。僕は自分の分を手に入れ、お前はお前の分を手に入れ、問題ないだろ。みんなが満足だろ』ってね。でも、明らかに違うんだ。彼は満足していないんだ。彼は家(グループ)を去ることを決めたのに、今は外から窓にレンガを投げ込んできているんだ」

2007年にバンドを脱退したピーター・フックは、「元友人」であるバーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートがバンドの収益を管理するための新しい会社を設立したことによりグループの名前を「略奪」し、230万ポンド(約4億2000万円)が彼に支払われないことに対して告訴している。

ピーター・フックは自分に支払われるべき金額の「かけら」しか受け取っていないとし、この件を最高裁判所に持ち込んでいる。

ニュー・オーダーのフロントマンであるバーナード・サムナーは先日、元ベーシストのピーター・フックとの間で進行している確執に「うんざりしている」と語っていた。

バーナード・サムナーが米『ローリング・ストーン』誌に語った内容は以下のとおり。「本当に恥ずべきことだよ。ピーターが自分からバンドを去ったと思ったら、今度はそのことについて文句を言っている。でも僕は彼の幸運を祈っているし、僕をいろんな(ひどい)呼び方で呼ぶ代わりに、彼がやりたいと思っていることが成功することを祈っている。ピーターはとても怒っているんだ。あなたが人生の帰路に立っている時には、自分が選んだ道に対して、他の人を責めるのはやめるべきだね……。周りの人をうんざりさせることになるから。ピーターは跡を濁して僕たちの元を去っていったよ」

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