『エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ』が10月8日より新宿ピカデリー他にて劇場公開されることが決定している。
本作は「このパンデミック下で何かできることはないのか?」と考えたエリック・クラプトンが「ミュージシャンはとにかく演奏を続けるべきだ」との思いから実現させたライブ作品となっている。
エリック・クラプトンはイギリスの田舎町にネイザン・イースト、スティーヴ・ガッド、そしてクリス・ステイントンを集めて無観客でのアコースティックでのライヴを行っており、プロデューサーは『アンプラグド』も手掛けたラス・タイトルマンが参加している。
エリック・クラプトンは次のように語っている。「この数年 進めていた企画がどれもキャンセルになった。休暇も仕事も全て。この先もどうなるかわからなし。良い年末を迎えられるかどうかも分からない。最悪の場合も考えつつ、世の中が良い方向に進んでいく事を願ってはいるけど。で、まずは最悪の場合を考え、ライブが可能か計画してみた。で、やっぱりライブは無理だとしたら……そこで考えたのが、感染対策を万全にして、誰も不安にならない状況で演奏するこのライブだ。普通はこの年までライブを続けているっていうのは無理なのだけど、僕らはやってきたからね。だから、世の中が自粛だらけになって、皆がマスクを着け始めたとき、『ツアーが無理なら何ができる』って考えたんだ」
「普段はあまり落ち込むことはないんだけど、気になることがあると、それが気になりすぎて落ち込むことがある。この先どうしたらよいのか気になりすぎてさ。そんな不安な状態だと、毎朝その日のヘッドラインニュースをチェックしてしまうんだ。で、そのあとも、8時、6時、10時のニュースを見る。ニュースが気になってしかたなくて。無自覚だけど、こういう不安を感じている人は多いんじゃないかな。例えば、DVな夫と子供3人と高層ビルで住んでいるとしよう。ロックダウンでどこにも行けず、部屋に閉じ込められているとしたら、精神的に参ってしまうと思う。こういう状況だと、他にも色々な問題が併発してくるよね」
「この状況を何とかできないかって考えたんだ。ミュージシャン、スタッフ、作曲家、そして劇場で働く人たちとこの状況下で何が出来るかって。で、皆がここに集まった。僕がしたいのは“ロウソクの火を燃やし続けるように、演奏をしつづける”って事なんだ」
今回公開される劇場上映版には、後日発売されるDVD/Blu-rayとは一部別編集、さらに劇場上映版のみで観ることができるオフ・ショット、インタビュー等の15分以上の別映像が収録されている。
映画の概要は以下の通り。
原題:LOCKDOWN SESSIONS
監督:デヴィッド・バーナード
出演:エリック・クラプトン、スティーヴ・ガッド、ネイザン・イースト、クリス・ステイントン、ラス・タイトルマン、他
配給:Eastworld Entertainment / カルチャヴィル
89分/カラー/イギリス/2021年
2021 Bushbranch Productions Ltd All Rights Reserved
特別料金¥2,200(税込)ドルビー・アトモス上映は追加料金がかかる場合があります。
更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。
https://www.universal-music.co.jp/ericclapton-lockdownsessions/
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