レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドはダイアナ妃の伝記映画『スペンサー』のサウンドトラックをリリースすることを発表している。
パブロ・ララインが監督を務める本作は『ピーキー・ブラインダーズ』を手掛けたスティーヴン・ナイトが脚本を手掛け、クリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じる。これはジョニー・グリーンウッドにとって9枚目のサウンドトラック作品となっている。ジョニー・グリーンウッドはポール・トーマス・アンダーソン監督の4作を手掛けているほか、リン・ラムジー監督の『ビューティフル・デイ』、『ボディソング』のサウンドトラックを手掛けている。
サウンドトラックのリリース日は映画のイギリスでの公開日が決定した後に発表される予定となっている。『スペンサー』は本日9月3日にヴェネチア国際映画祭で初上映され、全米で11月5日に公開される。
ジョニー・グリーンウッドは『スペンサー』のサウンドトラックについて「テレビ番組『お宝鑑定! アンティークロードショー』のようにしないために最初は大変だった」と語っている。
先日、レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットのドラマーであるトム・スキナーによるサイド・プロジェクト、ザ・スマイルはアルバムを完成させたと報じられている。
コーダ・コレクションにおける新たなインタヴューでレディオヘッドの長年のコラボレーターであるナイジェル・ゴッドリッチはザ・スマイルと仕事をしていたことを明かしており、リリース日やアルバム・タイトルといった詳細は明らかにしていないものの、そのサウンドについて「ロック・アルバムではない」と評している。
「興味深い並列となっていてね。でも、つじつまが合っているんだ。筋が通っているんだよ」
ナイジェル・ゴッドリッチはドラマーのトム・スキナーについても「素晴らしいミュージシャンで、素晴らしい人」と賛辞を寄せている。
「彼はイギリスのジャズの革新者であるシャバカ・ハッチングスと共にサンズ・オブ・ケメットの一員だけど、たくさんのセッションの仕事をやってきたんだ。彼に注目が集まるのを見ることができて、自分としては嬉しく思っているんだよね」
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