トラブルのリード・シンガーだったエリック・ワグナーが亡くなった。享年62歳だった。
訃報はエリック・ワグナーの長男であるルーク・ワグナーによって発表されている。
「自分はルーク・ワグナーという彼の長男です」とルーク・ワグナーはコメントしている。「エリック・ワグナーはなくなりました」
コメントはエリック・ワグナーのバンドであるザ・スカルのフェイスブックに投稿されている。フェイスブックでは先日、エリック・ワグナーは新型コロナウイルスを原因とした肺炎で入院しており、直近のツアーがキャンセルとなることが明かされていた。
https://www.facebook.com/troubletheskull/posts/380271243466201
ザ・スカルは訃報を受けて短いコメントを投稿している。「私たちは全員打ちひしがれて衝撃を受けています。友人であり兄弟であるバンドメンバーを失いました。更なる情報を得て、折り合いがついたら声明を出す予定です」
https://www.facebook.com/troubletheskull/posts/384063429753649
ザ・スカルはその後プロフィール写真を雲をバックにエリック・ワグナーから後光が差している写真に変えている。
エリック・ワグナーは1979年にトラブルを結成しており、1997年に脱退したものの、2000年に再加入して、通して26年間トラブルのリード・ヴォーカリストを務めている。エリック・ワグナーは2008年を最後にトラブルを脱退しており、脱退の理由としてツアー生活への嫌悪感を挙げている。
2012年にエリック・ワグナーは元トラブルのメンバーであるロン・ホルズナー、ジェフ・オルソンと共にザ・スカルを結成している。トラブルのセカンド・アルバムから名付けられたザ・スカルは2枚のアルバムをリリースしており、最新作は2018年発表の『ジ・エンドレス・ロード・ターンズ・ダーク』となっている。
トラブルとザ・スカル以外ではエリック・ワグナーはフー・ファイターズのデイヴ・グロールによるサイド・プロジェクトであるプロボットに参加している。
ヘヴィ・メタル界からは多くの追悼の声が寄せられている。
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