エミネムはシェイディ・レコーズの契約プロセスについて語り、それらのアーティストに求める理念について触れている。
シェイディ・レコーズはマーシャル・マザーズとマネージャーのポール・ローゼンバーグ、インタースコープ・レコーズによるジョイント・ヴェンチャーで、1999年に始まっている。以降、D12や50セントなど、十数組のアーティストと契約してきている。
『コンプレックス』の新たなインタヴューでエミネムは先日のグリップとの契約について語り、シェイディ・レコーズでどのアーティストと契約する時も適用する理念について語っている。
「『スナブノーズ』を聴いて、俺たちはみんなグリップに興奮したんだ」とエミネムは語っている。「新しいアーティストを聴くというのはリフレッシュとなって、プロジェクトのコンセプトを生み出すのに集中できるようになるのがが自分にとっては興味深いんだ。自分たちが契約したアーティストが多くのオーディエンスと繋がった時は素晴らしいよね。50セントが完璧な例だけどさ」
「当然のことながら、シェイディ・レコーズと契約した人は誰でも成功してほしいけど、でも、まずなによりも関心があるのはその才能とMCとしての能力なんだよ。僕たちが求めている主なことは常にはっきりしているんだ。ハイ・レベルの基本的なスキルと技、それが優先事項なんだよ」
彼は次のように続けている。「成功するためにも人間的な繋がりというのがクリエイティヴなコラボレーションでは重要となるんだ。シェイディ・レコーズはブティック・レーベルだからね。僕らは多くのアーティストと契約するわけじゃない。だから、それぞれのアーティストとはより深い関係を持つことができるんだ。それは双方向なんだよね。契約したアーティストから動機をもらうのが好きだし、彼らのクリエイティヴィティに後押しされたいんだよ」
「俺たちが契約してきたアーティストはまずなにより一緒に仕事をしたいと思わせる視点や雰囲気があるんだ」とエミネムは続けている。「自分たちの仕事にはアーティストをより多くの聴き手に辿り着かせることもあるけど、自分が必要されてないことまで関わりたくないからね。どうやって関われば、彼らが既にやっていることに何かを加えることができるのかを考えているんだ」
一方、エミネムはケーブル・テレビ局「スターズ」で50セントが手掛けるドラマ『BMF』でFBIの情報提供者だったホワイト・ボーイ・リックことリチャード・ウェルシュ・ジュニアを演じることが決定している。リチャード・ウェルシュ・ジュニアはこのことについて「光栄だ」と語っている。
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