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ビリー・アイリッシュの兄であるフィニアスはビリー・アイリッシュの作品を手掛けたことが自分の作品にどんな影響を与えたかについて語っている。

フィニアスは10月15日にデビュー・アルバム『オプティミスト』をリリースすることを発表しており、アルバムから最初の楽曲として“A Concert Six Months From Now”が公開されている。

アップル・ミュージックのハヌマン・ウェルチのインタヴューを受けたフィニアスはビリー・アイリッシュとの音楽制作が学びの機会になっていると語っている。

フィニアスは次のように語っている。「自分のソロの作品をやるにあたって、ビリーのキャリアに関わることは大学みたいな感じなんだ。自分にとっては学びの体験なんだよね」

彼は次のように続けている。「彼女にはものすごいチームがいて、鋭い見識を持っているんだ。だから、彼らを見るのはありがたいことで、学びになるんだよ。そして、自分自身の音楽への取り組み方というのは観客の求めるものに基づいたものなんだ」

「2018年頃はシングルを作っていた。というのも、そんなにたくさんのお客さんがいなかったからね。6週間ごとに3分の曲くらいが妥当だと思ったから、1曲にまとめていった。次の年には『EPくらいは大丈夫かもしれない。20〜25分の長さであれば興味をもってくれるかもしれない』と考えたんだ。そして、今年は数字やオンラインでのキッズの反応なんかを見て、『アルバムもいけるな。アルバムを作らないと』と考えたんだよ」

先日、フィニアスはスポティファイで2020年におけるナンバー1・ソングライターだったことが明らかになっている。

音楽出版データのプラットフォームである「Blokur」はソングライターに関するデータをまとめており、『ミュージック・ビジネス・ワールドワイド』の報道によれば、曲の再生回数と作曲のパーセンテージの割合などを考慮したところ、昨年スポティファイで最も成功を収めたソングライターはフィニアスだったという。

フィニアスはエックスエックスエックステンタシオン、妹のビリー・アイリッシュ、ジュース・ワールドエド・シーランといったアーティストをしのいでトップに立っている。

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